「なんてことを…」SNSも住民も騒然! 築100年の名駅舎「ド派手色に塗り直し事件」実は過去にも炎上!? 仕掛け人の思い

築100年の木造駅舎が「真っ黄色に塗られている」――SNSでも一部話題にもなった駅のリニューアルが完了しました。鉄道ファンの度肝を抜いたこの出来事、実は過去を振り返ると前例がありました。

「駅舎真っ黄色事件」の内幕

 今回の駅舎リニューアルは、地元「綾歌郡ライオンズクラブ」と有志が駅舎塗装とトイレの改修等をことでんに申し入れて実現したものでした。

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「しあわせの黄色い駅舎」も村山さんの手作り看板(坪内政美撮影)。

 綾歌郡ライオンズクラブ会長の村山好治さんは、自身が子供のころから親しんできた町の玄関である滝宮駅が無人化し、塗装がはがれるなど老朽化した様子を見て「100年もなお、まちの顔として建ち続けている駅舎に失礼だし、もったいない」と思い立ちました。リフォーム会社を経営していたこともあり、1年ほど前から賛同してくれた有志と資金を集め、ことでんにリフォームの申し入れを行ったといいます。

 昨今、老朽化した木造駅舎は無人化や耐震性の問題、また固定資産税の対象となることなどの理由で取り壊す傾向にあるなか、なんとか地域の名駅舎は残したいという願いもあったといいます。では、なぜ真っ黄色になったのでしょうか。

 もともと琴平線の路線色が黄色であったことと、昔見た山田洋次監督、高倉 健主演の1977年松竹映画『幸福の黄色いハンカチ』から着想を得て奇抜な色にと、駅舎はレモンイエローを採用したと村山さんは胸を張ります。青空に映える色、そして駅が観光の起爆剤になればとの思いもあったそうです。

 駅舎以外にも、1番線裏の留置線の車止めや、雨漏りしていたトイレの屋根修復と塗装、さらに手すりの設置なども併せて施工されました。とくにトイレの手すりは、ある日トイレから「立てれん!」と叫び声が聞こえ、近くにいた村山さんが駆け付け、手助けした経緯があったため、リニューアルとともに施工したといいます。

 また「夜、酔って駅名が見えなくても、滝宮だと認識できて乗り過ごしのないようにせんといかん」と、1番線ホームの柱5本も5月中には黄色に塗りなおすつもりだそうです。

【ライバルはピンク駅!?】パステルカラーの木造駅が「真っ黄色」になるまでの一部始終(写真25枚)

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