豪海軍の「改良型もがみ型ベース艦」搭載兵装が決定!“最後の砦”となる防空兵装とは?

RTX傘下のレイセオンは2026年5月11日、自社の先進的艦艇防空システム「SeaRAM」がオーストラリア海軍の新型フリゲートに搭載されることになったと発表しました。

豪海軍の改良型もがみ型の近接防空システムが決まる

 RTX傘下のレイセオンは2026年5月11日、自社の先進的艦艇防空システム「SeaRAM」がオーストラリア海軍の新型フリゲートに搭載されることになったと発表しました。

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新型FFMの完成予想模型(画像:乗りものニュース編集部撮影)

 この新型フリゲートは、三菱重工業が主契約者として設計・建造する改良型もがみ型護衛艦(新型FFM)をベースとしたもので、オーストラリア海軍が運用する11隻のアンザック級フリゲートを置き換える予定です。

 レイセオンによると、今回の契約はオーストラリアにおける初のSeaRAM調達案件になるとのことです。まずは最初の3隻への搭載および試験を支援するため、発射装置や試験機材、技術サービスなどを提供するとしています。

 SeaRAMは、近接防御システム「CIWS」のセンサー・追尾機能と、艦対空ミサイル「RAM(ローリング・エアフレーム・ミサイル)」を組み合わせた自律型近接防空システムです。巡航ミサイルや各種飛翔体など、高度な航空脅威に対する終末防空を担います。

 従来のCIWSでは、追尾レーダーと20mmガトリング砲「バルカン・ファランクス」によって近接防空を行っていましたが、SeaRAMでは迎撃手段を機関砲ではなく対空ミサイルへ変更しています。従来型CIWSより射程が延伸されており、約10km先の目標への対処が可能とされるほか、赤外線誘導方式を採用することで命中精度の向上も図られています。

【画像】艦を守る最終防空火器! これが、SeaRAMです

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