「日本のナショナルパートナーへ」北欧の防衛最大手企業が新ビジョン発表 “単なる装備品メーカー”からの脱却目指す 日本企業にも追い風に?

スウェーデンの防衛企業サーブの日本法人が、今後の事業展開について発表しました。「サーブ3.0」と名付けられた新ビジョンの下、同社は日本でどのような役割を果たそうとしているのでしょうか。

「日本のナショナルパートナー」へ

 スウェーデンの防衛関連企業であるサーブの日本法人であるサーブ・ジャパンは2026年5月14日、都内でメディアブリーフィングを開催し、同社の今後の事業展開について報道陣に説明しました。

Large 20260515 01

拡大画像

メディアイベントに登壇したサーブ・ジャパンの宇梶新代表(右)とサーブ・オーストラリアのマネージングディレクターであるアンディ・キーオ氏(左)(画像:乗りものニュース編集部撮影)。

 サーブは、スウェーデンを代表する主要防衛関連企業で、陸海空にまたがる大小さまざまな装備品やレーダー、戦闘管理システムまで幅広い製品を手掛けています。1937(昭和12)年に創設され、現在では世界約30カ国において事業展開を行っています。

 サーブが日本に進出したのは1984(昭和59)年からのことで、陸上自衛隊の84mm無反動砲に関するライセンス生産をを通じて日本での活動が開始されました。その後、2024年にはそれまで「サーブ・インターナショナル」の支社という位置づけだった同社の日本オフィスを現地法人化し、「サーブテクノロジー・ジャパン株式会社」を新たに設立するなど、日本での活動強化を目指した組織強化が進められてきました。

 今回、新たに同社の代表取締役兼カントリーマネージャーに就任した宇梶慧氏が発表したのが、次世代の企業ビジョンである「サーブ3.0」です。これは、サーブ・ジャパンの戦略的拡大を目指すもので、企業体制の拡充やローカリゼーションの強化、さらに単なる装備品の提供にとどまらない「日本のナショナルパートナー」となることを目的としています。

 この方針の下、サーブ・ジャパンでは今後、日本の抑止力強化を支援するため、空中早期警戒管制機(AEW&C)や警戒監視用レーダー、高速戦闘艇といった戦略・戦術的アセットの提案や、日本企業との国内における協業や国外進出の支援といった産業パートナーシップの構築、日本における認知度向上などを進めていくといいます。

【新代表も激推し!?】サーブが手掛ける製品を写真で(画像)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス