お値段3倍以上でも需要あり? 横須賀線グリーン車vs.京急「300円シート」 乗り比べて見えた“違い”
京急電鉄に、土休日のみの座席指定サービス「ウィングサービス」があります。一部快特の2号車のみが座席指定となるサービスですが、これとJR横須賀線のグリーン車を乗り比べました。
「長時間」の需要をつかんでる?
泉岳寺から乗車したのは、筆者(安藤昌季:乗りものライター)以外1人のみでした。その女性は「チケットは品川から乗る友人が持っている」と説明していました。
品川8時47分着。座席指定の2号車には一気に21人が加わりました。品川からなら一般の席にも座れそうですが、需要の多さに驚きます。
車端部のボックス席にグループ客が陣取り「普通の車両と同じなんだね」という声も聞こえてきました。実際、枕カバー以外は通常の2100形快特と同じで特別感はありません。ただ、隣の車両にいる立客が2号車にはおらず、落ち着いた雰囲気。有料特急の感じはあります。車内放送ではウィング・シートの案内がなされていました。
窓も大きく、景色はよく見えます。快特なので加速力もスピード感も抜群。並走するJR線が見える車窓右側の席に座ります。
8時55分、京急蒲田に到着。一般車両だと思って乗り込もうとした乗客が係員に止められていました。ちなみにこれ以降の京急川崎・横浜・上大岡・金沢文庫・京急久里浜でも間違えて乗り込もうとした乗客がおり、係員の説明を受けていました。
8時59分の京急川崎で1人、9時6分の横浜で3人が乗車し、じわじわ増えていきます。横浜駅のホームは人でいっぱいでしたから、同駅から確実に座れるのは魅力なのでしょう。
9時17分の上大岡で1人乗車します。指定席に乗車できるのはこの駅までで、以降は下車のみです。金沢文庫と金沢八景で3人ずつ、横須賀中央で2人、堀之内で3人、新大津で1人とまんべんなく下車客がいます。
9時45分の京急久里浜で2人、9時54分の津久井浜で1人下車。9時56分の三崎海岸では下車客はいませんでしたが、係員がウィング・シートの表示を窓から外します。結局、終点の三崎口までは19人が利用し、長時間利用の需要をつかんでいる様子でした。





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