「災害大国ニッポンにEVは最適だ」ダイハツが披露した軽EV「走る蓄電池」のすごさとは

2026年5月末に開催された「人とくるまのテクノロジー展」でダイハツが展示した軽EV「e-アトレー」。同社ブースで、クルマと家をつなぐ「V2H」、そしてスマートグリッドの構想から、災害時にも役立つ次世代EVのあり方が紹介されていました。

「クルマが家の電力を管理する」未来のカタチ

 さらにダイハツは一歩踏み込んで、この仕組みをベースにした「スマートグリッド」システムを構築しようとしています。これは家庭や地域における電力管理を一手に担い、広い範囲で最適な電力消費・供給を行うことを目的としたシステムです。

Large 20260529 01
ダイハツ「eアトレー」。内装や駆動方式、耐荷重を除けば、商用向け「eハイゼットカーゴ」と同性能(乗りものニュース編集部撮影)。

 今回の展示は、家庭単位の構築を想定したものですが、電気自動車の給電や送電といった複雑な連携を、自動車メーカーであるダイハツがまとめて引き受けるという点がポイントです。

 これまで、V2H機器など電気自動車に対応する周辺機器はメーカーごとに独立して生産・設置されることが多く、トラブル発生時の対応や、家庭ごとの最適な設定などはユーザー側で全て行う必要がありました。こうした面倒な部分を自動車メーカーが担うことで、普段は自動車として使いつつ、いざというときには緊急の電力供給源としてスムーズに機能する最適なエコシステムが実現します。

 消費者にとって使いやすく、いざという時の防災の備えにもなるこの取り組み。自動車メーカー各社が手を挙げつつある中で、どのメーカーが市場の主導権を握るのか、今後の動向から目が離せません。

【でっかいバッテリーがあらわに】eアトレーのリアや底部バッテリー部分の様子はこちら(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス