「後ろ暑いんだけど…」エアコン全開では不十分? 今からヤバい「車内熱中症」対策のツボを医師に聞いた

6月から高温多湿な気候が本格化するなか、ユニクロが運転中に熱中症になるのを防ぐ“適材適暑”の着こなしを提案しました。クルマの中での熱中症リスクを下げるには、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

「後席」での熱中症リスクに注意!

 2025年の6月は1898年の統計開始以来、最も暑い6月となりました。2026年も、すでに5月中旬から一部地域で35度以上の猛暑日を記録。夏本番を前にして、すでに熱中症の発症リスクも高まっています。

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夏本番前からの「車内での熱中症対策」とは(画像:PIXTA)

 こうしたなか、ユニクロは2026年6月1日に「猛暑の夏に“適材適暑”の服選び」と題した説明会を実施。梅雨時や猛暑における環境・暑さの状態を場合分けし、熱中症を防止する服の選び方や組み合わせを提案しました。

 この説明会には“適材適暑”の服選びを監修した医師で、「熱中症予防声かけプロジェクト」の実行委員長でもある三宅康史さんが登壇。イベントではクルマの中での熱中症リスクについても言及しました。

「クルマでの移動中は屋内外に滞在している時と違い、東に行ったり西に行ったりするため、色々なところから日射しが入ります。UVカットは当然のこと、熱を遮る対策も非常に重要です」

 また三宅さんは、自身が監修を手掛けたJAF(日本自動車連盟)の「夏の車内温度と水分喪失量」に関するテストなどを踏まえ、「車内は座席によって、暑さの度合いが違います。特に注意が必要なのは、2列目や3列目などの“後席”です」と指摘しました。

 直感的には、フロントガラスから直射日光を受ける前席のほうが暑いようにも感じますが、三宅さんによると、「後席は前席に比べ、ダッシュボードからのエアコンの風が届きにくい場所」とのこと。

「暑さ対策は1列目より2列目、2列目より3列目と、後ろにいくほど重要です。特に、背もたれ部分との蒸れ対策は、大きな効果があります」

 さらに、三宅さんは夏本番の7~8月を見据えて、「(お盆休みなどには)長距離ドライブをする人も多いかと思います。熱中症を防ぐためには、過ごしやすく疲れを感じにくい服装を選ぶこともポイントです」とも強調しました。

【JAFが調査】夏の車内で「水分」はどれだけ失われる?(写真・表で見る)

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