高速道路の工事規制が「ムダに長い!?」だから渋滞! 作業してるのはチョットだけ それでも“規制区間が長くなりがち”なワケとは?
車線規制を伴う工事で渋滞、しかし工事をしているのはわずかな箇所だけ――そんなケースが全国にあります。規制区間を短くできないのでしょうか。
長い車線規制、でも工事は一部
長野県内の上信越道では2026年6月現在、リニューアル工事のため佐久平スマートIC付近から碓氷軽井沢ICのあいだで上り線の1車線規制が行われています。このために日曜夕方などには5km以上の渋滞も予測されています。
ただ、実際に通ってみると、延々と規制されているのに対して、工事を行っているのは、わずかな箇所です。規制区間を短縮すれば渋滞しないのでは? と思うかもしれません。
しかし全国的にも、トンネル内のわずかな部分の工事に対してトンネル全体を車線規制するようなケースが多々あります。
不必要にも思える長い車線規制は「安全のため」。上信越道のリニューアル工事でも、看板でそう断っている箇所も見られました。
たとえば、工事箇所ごとに車線規制をかけると、そのたびに車線移動が生じ、事故の危険性が高くなるそうです。このため、2か所の工事個所をつなぐ形で長大な交通規制をかける「連続車線規制」が敷かれることがあるといいます。ドライバー、作業員双方の安全を守る措置の一つです。上信越道のリニューアル工事区間はトンネルが連続するため、こうした長大な車線規制が目立ちます。
また阪神高速によると、カーブなどの見通しの悪い場所が工事箇所の前後にあると、見通しの良い場所からカーブ区間、工事箇所まで連続して交通規制を行うケースもあるといいます。
こうした規制範囲は、警察とも協議のうえ、安全を考慮して決められることがあります。高速道路の老朽化でリニューアル工事が増える一方、近年は“ながらスマホ”などで工事規制帯に突っ込んでくるクルマも問題視されており、作業員の安全確保も課題となっています。





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