家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
アメリカに発着する航空旅客便の搭乗券に、まれに「SSSS」という4文字が印字されることがあります。これは一体何を意味し、もし印字されたらどう対処すればよいのでしょうか。
「君は口を出すな」緊迫の雰囲気のなか
もしも搭乗券に「SSSS」が印字された場合、どのように対処すればいいのでしょうか。答えは「追加検査を受けることになるため、早めに空港へ向かう」ことと、「追加検査は義務のため、係員の指示に素直に従う」ことです。
国際線の搭乗は一般的に、出発時刻の2~3時間前に着くことが目安だと聞いていたため、筆者と妻はモントリオール空港へ出発時刻2時間前に到着しました。ただし、もっと早く着くべきだったことを、その後思い知らされます。
預け入れ荷物をカウンターに持ち込んだ際に妻が搭乗券を見せると、地上職員は「保安検査を受けた後、必ず赤い印を押してもらってください」と強調しました。
保安検査場では乗券を一目見た女性職員は「Oh…」といいながらのけぞる仕草を見せました。そして、搭乗券を赤色の専用ケースに入れました。
このケースは「SSSS」が印字された搭乗券なのを他の職員にも気づかせ、問題がなければ赤い印を押すことを忘れないようにすることが目的のようです。
手荷物をX線手荷物検査装置でチェックする行程は同じですが、装置の前段階で男性職員が妻のかばんを隅々まで確認します。「スマートフォンはカバーから取り外すように」と命じられました。
男性職員は妻に「中に液体は入っていないか」と英語で尋ねました。モントリオールがあるケベック州はフランス語が公用語のため職員の英語はフランス語風の発音で、職員が発した「Liquid(液体)」の言葉を妻は聞き取れていませんでした。
そこで私が「液体は入っていないかと聞いている」と日本語で伝えたところ、職員は「私はこちらの女性に質問をしている。君は口出しをしないでくれ」と注意されました。
妻のかばんは手荷物検査装置をくぐり抜けた後もベルトコンベアからはじかれ、別の男性職員が再び中身を見回します。ボディーチェックも厳重で、妻が金属探知機を出た後は女性職員が入念に検査しました。
この間、かかったのは8分程度。筆者は金属探知機を通り、持ち込んだかばんが手荷物検査装置を通過するのに2分程度だったため、「SSSS」の4文字で4倍の時間を要したことになります。





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