家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
アメリカに発着する航空旅客便の搭乗券に、まれに「SSSS」という4文字が印字されることがあります。これは一体何を意味し、もし印字されたらどう対処すればよいのでしょうか。
最後は「アリガト」の言葉
審査官は搭乗券を眺めると、「おや、搭乗時間が迫っているじゃないか。急いで搭乗口に向かいなさい」とあっさりと通してくれたのです。日本語で「アリガト」と言って笑みを浮かべ、送り出してくれました。
眼光鋭く、険しい表情で対応することが多いアメリカの審査官には珍しい「神対応」の審査官に当たったようです。おかげで後ろめたいことは全くないとは言え、搭乗開始の5分前に搭乗口に気分よく到着することができました。
今回の経験を踏まえてお伝えすると、「SSSS」が印字された搭乗券が発券されても、それは入国拒否を意味するわけではありません。
したがって神経質にならず、堂々と対応すれば大丈夫です。ただし、追加検査を受けることは義務のため、係員の指示に素直に従うことが重要です。
そして、十分に余裕を持って空港に着くことが重要です。アメリカの入国審査を出発前に実施するカナダの空港は「出発時刻3時間前の到着」を促しており、筆者と妻の場合は実際より1時間前の3時間前に着くようにすべきだったのが反省点です。
「SSSS」が印字されたためにやきもきし、骨が折れる面もありましたが、「かなりレア」な搭乗券が手に入りました。その点では、収集癖のある乗りものファンには朗報と言えるのかもしれませんが……。
Writer: 大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)
1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学フランス語学科卒、共同通信社に入社。ニューヨーク支局特派員、ワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。「乗りもの」ならば国内外のあらゆるものに関心を持つ。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。





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