世界初の「黄色いブロック」は岡山の交差点! 日本人発明家が私財を投じた“友情の凸凹” 普及まで20年もかかった驚きの誕生秘話とは
街中で目にする「点字ブロック」。実は、一人の日本人が、友を想う情熱で作り上げ、岡山から世界標準のインフラへと成長させた日本発祥の福祉設備です。その誕生から全国へ普及するまでの、知られざる感動的な軌跡を辿ります。
「安全」のスタンダードへ! 友情が生んだ黄色い輝き
大きな転機となったのは、設置から3年後の1970年、旧国鉄阪和線の我孫子町駅(大阪府)のホームに初めて採用されたことでした。
全国的な普及が本格化したのは1980年代に入ってからであり、1967年の初設置からおよそ20年を経て、点字ブロックは鉄道や道路、公共施設で広く導入されるようになりました。
その後、点字ブロックの効果が広く知られるにつれて全国の自治体や鉄道事業者で導入が進み、2001年には日本工業規格(JIS)で形状などが定められました。
そして2012年にはISO 23599として国際規格化され、現在では海外でも同様の視覚障害者誘導用ブロックが採用されるに至っています。
実は点字ブロックは、日本で生まれた数少ない「世界標準(ISO)になった福祉インフラ」のひとつでもあるのです。
「黄色」が採用されているのは、弱視の人が見やすく、周囲との区別がしやすい色とされているためです。三宅氏が友人のために灯した小さな希望が、半世紀以上の時を経て、地球上のあらゆる「道」を照らす共通言語となりました。
次に点字ブロックを見かけたら、「一人の発明家の執念と友情」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。





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