スイーツ観光列車「或る列車」、「鉄道BIG4」南田氏はこう見た! 生みの親と緊急対談も(写真60枚)

葉っぱがまかれたスイーツ いきなり立ち上がる南田マネジャー

 軽食をいただいたのち、スイーツの登場です。

 一品目はカクテルスイーツ「端午の節句」。大分県産よもぎの蓮根もちと大分県産菖蒲の香りの葛ソースで風味豊かなカクテルに仕上げたといい、そうした説明や、シェフがここを工夫しているといったことを、クルーがひとつひとつ教えてくれます。グラスに菖蒲の葉がまかれているのもニクい演出です。

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一品目のカクテルスイーツ「端午の節句」。
本格レモンティーに南田マネジャーは興奮。
なぜか突然立ち上がった南田マネジャー。

 そうしたなか突如、南田マネジャーが立ち上がりました。

「由布岳が見えてきましたよ!」(南田マネジャー)

「或る列車」大分コースが運行される久大本線は途中、温泉で知られる由布院を経由。そのシンボル的存在で、「豊後富士」とも呼ばれる由布岳が車窓に現れるのです。

 そして車内放送で、由布岳の案内が始まりました。それより早く反応した南田マネジャー、さすがです。こうした列車では、料理やスイーツに街中のレストランでは得られない「移り変わる車窓」「旅情」というスパイスが加わります。

お皿が車内に模様をつくり出す?

 スイーツの二品目はスープスイーツ「茶摘み」。「抹茶と黒糖のハーモニーが大人の味」という南田マネジャーは、あることに気づきます。スイーツが盛り付けられたガラス皿の下、テーブルの上に模様ができていたのです。

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スープスイーツ「茶摘み」。皿の下の影に注目。
食材から皿の話まで、クルーが教えてくれる。
メインスイーツ「そよ風」。

 この「茶摘み」に使われた皿は瑠璃庵(長崎市)が手がけた皿で、「泡入り」という手法により、上から光が当たるとガラス内部の気泡が模様になってテーブルに映るという「光の演出」があります。「或る列車」では料理やスイーツ、大川組子などの技術を用いた内装のほか、皿にまで「匠の技」が生きていました。

 続いてスイーツの三品目、メインスイーツ「そよ風」が登場。福岡県産ハチミツと熊本県産レモンが、宮崎県産のヨーグルトとネズの実でまとめられた甘酸っぱいデザートです。その作りたての冷たさが、ここが列車内であることを忘れさせようとしてきます。

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コメント

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2件のコメント

  1. 相変わらずで何よりの南田さん

  2. これと似た隼人だか隼の風とかあったよな?特急料金取るんだよね?ぼったくり津山とまでは言わないが、他じゃリストラされてる車両で少々あつかましくないですかね?