スイーツ観光列車「或る列車」、「鉄道BIG4」南田氏はこう見た! 生みの親と緊急対談も(写真60枚)
「或る列車」、その料金は? スーパーへ吸い込まれる南田マネジャー
「着いちゃった! マジかー。あっという間だ……」
そう嘆く南田マネジャーを乗せた「或る列車」は定刻12時07分、大分駅から2時間少々で「小京都」や「天領」などと形容される日田に到着。後ろ髪を引かれる思いで下車すると、南田マネジャーはもうひとつ、あることに気がつきました。ホームが変なのです。「或る列車」のデザインによって、「黄金色の波」がホームに生まれていました。
「鉄道車両が細分化し、発展し……。昭和世代からすると、この時代に生きているのが幸せですね。次はどんな列車が登場するのか、まだまだ楽しみです」
1974(昭和49)年生まれという南田マネジャーはそうしみじみと語ったのち、「或る列車」に別れを告げると、日田駅前にあるスーパーへ吸い込まれていきました。鉄道旅における楽しみのひとつ、立ち寄ったその土地の味。「或る列車」に刺激され、旬のご当地フルーツやスイーツを探しに行ったのかもしれません。
この「或る列車」大分コースは2017年9月18日(月・祝)まで、週末を中心に大分~日田間での運転。乗車にはこの列車の旅行商品へ、10日前までに申し込む必要があります。通常の列車のようにきっぷを買って利用することはできません。
大人1名の旅行代金は、2名から4名で利用する場合は2万4000円。1名の場合は3万円からから3万6000円です(基本プラン)。「或る列車」片道乗車と、ドリンクを含むスイーツコースが含まれます。全車禁煙で、10歳未満は乗車できません。
JR九州の担当者によるとすでに予約が多く入っているものの、列車によってはまだ席を確保できるほか、直前にキャンセルが出る場合があるため、こまめにチェックしていれば乗れることがあるそうです。また運転日など上記の内容はJR九州が企画、実施する分のもので、ほかの旅行会社が設定する旅行商品で運転される場合もあります。
ちなみに、「或る列車」の平均乗車率は約9割。200組以上のリピーターがいるそうです。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
相変わらずで何よりの南田さん
これと似た隼人だか隼の風とかあったよな?特急料金取るんだよね?ぼったくり津山とまでは言わないが、他じゃリストラされてる車両で少々あつかましくないですかね?