「ETC2.0」、何ができる? 導入には数万円 料金支払いだけでないメリットは?

「ETC2.0」は、高速道路料金の支払い機能だけでなく、さまざまな情報が提供されたり、一部の路線で料金が割引になったりします。そのサービスはどのようなもので、サービスを受けるにはどうしたらいいのでしょうか。

利用するには何が必要? 費用は?

「ETC2.0」のサービスを受けるためには、「ETC2.0」に対応した車載機を導入する必要があります。車載機には、各種情報がカーナビに表示される“カーナビ連動型”、車載機のスピーカーで音声のみ情報サービスを受けられる“発話型”、そして「ETC2.0」対応アプリをインストールしたスマートフォンと連動するタイプがあります。

 カー用品店「オートバックス」を運営するオートバックスセブン(東京都江東区)によると、車載器の価格帯は「おおよそ2万円前後円から、4万円台中盤くらいです。車載器単体で利用できる発話型のものと、カーナビ連動型が人気です」といいます。

 車載器の購入と同時に、ナンバープレートなどの車両情報を暗号化して車載機に登録する「セットアップ」作業、そしてその車載器をクルマに取り付ける作業も必要です。

「セットアップ費用は、『オートバックス』全店一律で税別2850円、取り付け工賃は店によっても異なってきますが、およそ5000円です。カーナビと連動させる場合、既存のカーナビを一度取り外して車載器とつなぐため、さらに取り付け工賃がかかるので、車載器とカーナビの同時購入がおすすめです」(オートバックスセブン)

 なお、2014年に「ETC2.0」に名称統一される以前の、「DSRC」「ITSスポット」マークが記載された車載器でも「ETC2.0」のサービスを利用することができますが、2015年6月30日以前にセットアップしている人は、再セットアップが必要です。

高速道路の渋滞情報、「ETC2.0」でないと表示されなくなる?

 現在、高速道路で提供される「VICS」の渋滞情報はおもに、道路上に設置された旧来の2.4ギガヘルツ帯電波ビーコンと、「ITSスポット」を通じてクルマへと伝達されていますが、前者については2022年3月いっぱいでサービスが終了する予定です。VICSセンター(道路交通情報通信システムセンター)によると、「2022年4月以降、高速道路上では『ETC2.0』非対応のカーナビでは、VICSによる渋滞情報が表示されなくなる」といいます。

 導入に費用がかかり、高速道路料金以外の決済機能など「ETC2.0」ならではの機能も一部まだ利用できない状況ですが、今後、そのメリットはより広がっていくかもしれません。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. ネット回線で通信した方が効率いい

  2. キャッシュレスが1番の恩恵かな。東京近辺住みじゃないし。でもキャッシュレスはETCじゃなく、好きなクレカかスマホ決済を使いたい。まぁ渋滞回避のアナウンスはたまに下道でも便利なんだけど高速だと1,000キロ範囲だからうるさくて音声案内切りました。

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