動く戦車の保存が重要なワケ 紛糾必至? 防衛技術博物館、設立の意義と課題と危惧

2017年6月、「防衛技術博物館」の設立に向けた議員連盟が設立されました。自衛隊などの戦車の動態保存を目指すところから始まったという同博物館の設立構想ですが、やはり課題も多いといいます。

戦車を作りロケットを飛ばせるひと握りの国として

 防衛技術博物館の実現には、まだまだ課題は少なくないようですが、戦車をはじめこれまで開発されてきた装備品には純粋に技術の結晶としての価値、歴史的な価値、またそれを見たいという声も、間違いなく存在するはずです。戦車を開発したり宇宙ロケットを飛ばせたりする国は世界中を見渡してもほんのひと握りに過ぎないのですから、きちんと記録や資料を残すことには大きな意義があります。そしてこうした積み重ねが、のちの世で日本の歴史となるはずです。

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ロシアのT-34戦車博物館。すべて静態展示だが最高傑作戦車として知られるT-34関連の資料をはじめ、ソ連製戦車多数を保有(関 賢太郎撮影)。

 世界には様々な戦争博物館、軍事博物館があります。第二次世界大戦の敗戦組であるドイツやイタリア、ハンガリーも有しており、日本の隣国では韓国にも中国にも存在します。日本にだけ存在しない現実は、望ましいものとは言えないのではないでしょうか。

「防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟」会長代行の石破 茂 衆院議員は「防衛技術は戦争のためのものではなく、平和を守るためのもの。地方創生の観点から、自衛隊駐屯地を有するほかの自治体とも連携して取り組めば平和教育の一環になる。国の施策として実現する価値があるのではないか。より具体的な構想と予算見積もりを準備して、皆で議論を深めて一歩でも進めよう」と、今回の設立総会でげきを飛ばしました。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 普通の文化財級の建築物すらまともに保存できない国だよ。兵器の保存なんて期待する方が根本的に間違っている。

  2. 靖国神社の遊就館を拡張すれば?税金抜きで寄付だけで。

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