バス停「硫酸町」「火薬町」ってどんな場所? かつては「セメント町駅」も

「硫酸町」「火薬町」という一風変わったバス停が山口県に存在します。同じ市の中には「セメント町」という地名もあり、かつては駅名にもなっていたようです。どのような町なのでしょうか。

工業地帯ならでは? 製品名が地名に

 山口県山陽小野田市には、「硫酸町(りゅうさんまち)」や「火薬町(かやくまち)」といった、一風変わった名前のバス停があります。

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山口県山陽小野田市内にある「硫酸町」バス停。船木鉄道とサンデン交通のバスが停車する(画像:山陽小野田市観光課)。

 バス停だけでなく、市内には「セメント町(まち)」という住所も存在します。それぞれ、どのような場所なのでしょうか。山陽小野田市観光課に聞きました。

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「火薬町」バス停は、船木鉄道のバスが停車する(画像:山陽小野田市観光課)。

――「硫酸町」「火薬町」「セメント町」はそれぞれどのような場所なのでしょうか?

「硫酸町」は、明治時代から硫酸を製造している日産化学工業小野田工場に、「火薬町」は、火薬メーカーからスタートした日本化薬の厚狭(あさ)工場に、「セメント町」は、旧・小野田セメントに由来する名称です。

――工業地帯とはいえ、硫酸や火薬といった製品名が地名にまでなってるのは珍しいと思いますが、地元の方もそのような呼び方をしているのでしょうか?

 はい。みっつとも自治会名としても現存しますので、地元の方もそのように呼ばれます。

※ ※ ※

 なお「セメント町」はJR小野田線・南小野田駅付近の住所ですが、この駅の場所には昭和戦前期まで「セメント町駅」も存在しました。

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