伊豆観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」登場 その特徴は? 「ほんとに車内?」多数(写真67枚)

同じ展望車構造である1号車と8号車、でも中身は正反対

 先述のとおり、「ザ ロイヤルエクスプレス」は8両編成と観光列車としては両数が多いながら、各車両がそれぞれ別の形の個性を持っているのも大きな特徴です。

国内最大級の観光列車、それでいて各車両に個性

「ゴールドクラス」利用者は1号車と2号車に乗車します。

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ウォールナットが用いられ落ち着いた雰囲気の2号車。
車内の壁面には絵が各所に飾られている。

 そのうち1号車は、「木のプール」などもある「親子で旅を楽しむ」車両。これに対し、2号車はウォールナットが用いられたシックな空間になっています。

関東初の「水戸岡デザイン」

「ザ ロイヤルエクスプレス」をデザインしたのは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」などで知られる水戸岡鋭治さん(ドーンデザイン研究所)。これまでさまざまな観光列車を水戸岡さんは手がけていますが、それが関東地方に登場するのは今回が初です。水戸岡さんは、これまでの30年間、JR九州などでつちかったものを伊豆へ持ち込むとどうなるか、また、そうしてつちかったもの使い、日本中をデザインで元気にしたいと話します。

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展望車構造になっている1号車。
1号車のライブラリーには「ななつ星in九州」の書籍も。
1人掛けの席が並ぶ「プラチナクラス」の8号車。

「ザ ロイヤルエクスプレス」の8号車には、「プラチナクラス」利用者が使えるライブラリー、“書斎”になるデスクなどが備えれており、そこには水戸岡さんに関わる書籍も。1号車と同じ展望車構造の車両ですが、こちらは対照的な“大人”の空間になっています。

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コメント

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9件のコメント

  1. まあ・・・水戸岡デザインなら何でもありだが、車両の要検とか全検とか車両故障時にどうするのかが疑問。内装解体に手間がかかっても問題だし。

  2. 新幹線300系が整備性の問題を抱えてたと聞いたことあるんだけど?トラックを改造したキャンピングカーや競走馬輸送のトラックベースも大変でさ、この豪華列車もデザイン優先の整備泣かせの感じがします、

  3. あ~あ、また随分と敷居が高くなってしまったな。
    麗しのアルファ・リゾートはもう帰ってこない。

    • こんなことならもっとしっかりアルファ・リゾートに乗車、編成美を目に焼き付けておくんだった。後悔しても遅いか。

  4. 海沿いに木質感は必要か?
    そして、リニューアル相鉄9000形のような外観。マンネリ化極まれり。
    まあ、横浜〜西横浜で両車の並走は見たいけど。

  5. サンダルはご遠慮ください。は支持!!
    客として意識してるのは鉄ではないんだろう。
    と言うか、鉄は拒絶だろうな。

  6. カネ持ってる人に使ってもらわないといけないし、そういう層が喜びそうなデザインにするのは当然だわね。

  7. 昨日今日と横浜で2回観たわー
    アメリカ式のスマートさがもてはやされる今の日本で、めずらしくゴテゴテなイギリス式のおもてなしか。
    まぁ、豪華さが好きな人にはいいと思う。

  8. 「ゴールドクラス」はグリーン車(2等車)、「プラチナクラス」はプレミアムグリーン車(1.5等車)かグランクラス(1等車)に相当しているのかな。