生ゆばスープ丼、寺で温泉…「もう一つの日光」目指しドライブ(写真12枚)

日光宇都宮道路の日光ICからいろは坂を上って奥日光へドライブ。中禅寺湖畔にたたずむ駐日大使が過ごした別荘や、日帰り入浴ができるお寺など「もう一つの日光」を巡ります。

いろは坂を上って「もう一つの日光」へ

【本記事は、旅行読売出版社の協力を得て、『旅行読売』2017年7月号に掲載された記事「今日もドライブ日和 第17回〈栃木〉日光」を再構成したものです】

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 日光の魅力は日光東照宮、日光二荒山神社、華厳の滝といった名所だけではない。開山1250年の歴史、外国人にも愛された日光の魅力……。“もう一つの日光”を探しに日光宇都宮道路日光ICから奥日光を目指した。

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標高約1400m、夏の訪れが遅い戦場ヶ原を快適にドライブ(篠遠 泉撮影)。

 東北道と宇都宮JCTで別れ、日光のシンボルである男体山に向けて日光宇都宮道路を走る。両側に緑がまぶしい道を約25km。日光IC出口から東武日光駅前の道に出ると、日光東照宮の参道が続いている。

 日光東照宮は、徳川家康を御祭神として1617年に建立された。社殿群はその20年後の1636年に建て替えられたもので、国宝の陽明門など55棟が残る。漆や極彩色で彩られ、繊細な彫刻が数多く見られる。今年3月10日には“昭和の修理”以来、44年ぶりに寛永時代の装飾技法による陽明門の修理が終了。本来の輝きを取り戻し、訪れる人を魅了している。

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絢爛豪華な輝きをとり戻した日光東照宮の陽明門(篠遠 泉撮影)。
東照宮参りの土産から発展した日光彫(篠遠 泉撮影)。
ヒッカキ刀を使って手前に引いて彫る(篠遠 泉撮影)。

 参道で訪れたのは、日光彫の村上豊八商店だ。日光東照宮に見られるような彫刻を施した作品を、参拝者の土産として売り始めたことが日光彫の起源という。日光彫は「ヒッカキ刀(日光三角刀)」と呼ばれる独特の彫刻刀を用い、彫刻刀を手前に引いて模様を描くのが特徴だ。

 その技術はやがてお盆作りに生かされ、日光彫のお盆は広く流通する。しかし、プラスチック製の安価なお盆が市場に出ると衰退。再び日光彫が脚光を浴びたのは、戦後に日光を訪れた外国人たちの目に触れ海外へ輸出されるなどし、特徴と魅力が広く伝わったためだ。

「最初は“お土産彫”といった存在で、日光彫と呼ばれるようになったのは、実は近年のことです」と、3代目の村上隆太さん。「家業の日光彫を受け継いで4年目になりますが、彫る作業の面白さがわかってきました」と、4代目の村上真亜子さんが続ける。

 ここでは「日光彫体験(所要1時間30分、1200円)」も実施。ヒッカキ刀を用いて手鏡やフォトフレームに文様を彫る体験ができる。

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