先駆者「ななつ星」、「日本三大車窓」を新たな武器に 戦国時代に存在感を示せるか?(写真27枚)
「四季島」「瑞風」登場で戦国時代の豪華寝台列車、JR九州社長はどう見る?
2017年、日本では新たにJR東日本「四季島」と、JR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(トワイライトエクスプレスみずかぜ)」が登場し、豪華寝台列車が花盛りとなりました。
そうしたなか、2018年で運行開始から5年を迎えようとする「ななつ星」が初めて行う、「3泊4日コース」での大幅なルート変更と、「四季島」がセールスポイントのひとつにしている「日本三大車窓」の組み込み。ただJR九州の青柳社長は、この新ルートの設定や企画にあたって、そうした“競合環境”は「意識していない」と話します。
またJR九州のクルーズトレイン本部長 福永嘉之さんによると、「矢岳越え」について、以前から昼間に通りたいという声が寄せられていたそうです。また、それがこのたび初めて実現したことについては、コースや立ち寄り地といった全体的な設定の関係で、特に温存などしていたわけではないとのこと。
豪華寝台列車は、運行日数や内容の違いから単純に人気比較はできませんが、選択肢が増えているのは事実。そうしたなか先駆者の「ななつ星」は、依然16倍(2017年度秋・冬出発分)という高い平均倍率であるものの、応募件数は「2016年度秋・冬出発分」が196部屋に対し4736件、「2017年度秋・冬出発分」が238部屋に対し3787件と、減少傾向もうかがえます。
頑張れ
豪華クルーズトレインの戦国時代って、要は高齢富裕層からの金の奪い合いですよね。
庶民には関係ないんで、ありがたがる必要なし。
姨捨とか、自転車で登るほうが健康的ですよ。
ま、まあ・戦国って言えば戦国かな?
行く末は三本の矢ってことで
将来の事を考えると、動力の発展変更に容易に対応可能でないと厳しいかも。その点ななつ星は容易に対応可能だし(機関車だけ取り替えればよいから)、逆に四季島は発展性が少ない(発電機やら特別高圧回路やら変圧器やら燃料タンクやら、何から何まで詰め込みすぎで、改装費が割に合うかどうか)。瑞風はやや厳しいが、そのあたりの動力系の変更についてどの程度考えているのだろうか。