先駆者「ななつ星」、「日本三大車窓」を新たな武器に 戦国時代に存在感を示せるか?(写真27枚)
「ななつ星」が九州を走ること そこにある大きな意味とは?
こうしたなか“先駆者”「ななつ星」が今後、どのように存在感を示し続けていくか、同列車は2016年に東証1部へ上場したJR九州の「広告塔」でもあるだけに、注目されるところです。「日本三大車窓」の組み込みは、そのための新しい“武器”ともいえるでしょう。
またこうした新たな展開により、「日本の鉄道」はより楽しいものになっていくかもしれません。
「豪華列車がいろいろなところを走っているのは素晴らしいこと。日本の列車文化が高まり、楽しむ人も増え嬉しいです。日本の豪華列車はさらに素晴らしいものになっていくだろうと思いますので、良い意味の競争にしていきたいです」(JR九州 青柳俊彦社長)
「日本三大車窓」を楽しめる「ななつ星」の新「3泊4日コース」は、2017年10月1日(日)から受付が開始されます。
なお新「3泊4日コース」では、2016年の熊本地震以来で初めて、「ななつ星」が熊本・阿蘇へ帰ってくるのもポイント。JR九州の青柳社長は「『ななつ星』が再び訪れることにより、阿蘇の復興を全国に印象づけること、またそれを後押しすることができるのではないか」と、復興への期待と意気込みを語りました。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
頑張れ
豪華クルーズトレインの戦国時代って、要は高齢富裕層からの金の奪い合いですよね。
庶民には関係ないんで、ありがたがる必要なし。
姨捨とか、自転車で登るほうが健康的ですよ。
ま、まあ・戦国って言えば戦国かな?
行く末は三本の矢ってことで
将来の事を考えると、動力の発展変更に容易に対応可能でないと厳しいかも。その点ななつ星は容易に対応可能だし(機関車だけ取り替えればよいから)、逆に四季島は発展性が少ない(発電機やら特別高圧回路やら変圧器やら燃料タンクやら、何から何まで詰め込みすぎで、改装費が割に合うかどうか)。瑞風はやや厳しいが、そのあたりの動力系の変更についてどの程度考えているのだろうか。