【試乗】ホンダ「ステップワゴンSPADA」 大幅改良でどう変わった?(写真30枚)

課題はエンジン走行とモーター走行の切り替え

 走り出してすぐに感じるのは、ホンダらしい軽快な乗り味です。1800kgを超える車重だけにスポーツカーのようには行きませんが、加速したいときに十分なトルクが素早く立ち上がり、街中では至って快適。また今回はワインディング路だけでなく高速道路も走りましたが、アクセルペダルを深く踏み込んだ領域では2リッターのVTECが本領を発揮し、ミドルクラスのミニバンとしては十分な速さを引き出してくれます。

 また駐車場から出るときなど低速な領域はモーターのみで走らせることができ、スタートから無音で走りだすシームレス感を味わってしまうと、ハイブリッドの魅力がより一層高まります。

Large 171101 stepwgn 11 Large 171101 stepwgn 12 Large 171101 stepwgn 13
「HYBRID G・EX」のインパネまわり(2017年10月11日、奥村純一撮影)。

 60km/hでエンジン直結となってしまうこともあり、EV走行とエンジン始動の切り替わりが極端なことだけが残念ですが、これもバッテリー容量や発電モーターの能力が上がっていくことで改善できるはずです。また停止信号からのスタートや、道路へ合流するときの加速に必要な“一発のトルク”だけモーターが発揮できれば、街中ならばほとんどアクセルを大きく踏み込む状況もないため、より近未来的なEV感を持続して走ることができそうです。

この記事の画像をもっと見る(30枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

5件のコメント

  1. この山田弘樹、もっとi-MMDの構造勉強してレポートして欲しい。
    トンチンカンな事書いてると、誰からも信用されなくなる思う。

  2. このジャーナリストを名乗る人物はこの車の事を何にも知らず、自分の思い込みだけで記事を書いているのですね。また、ここの編集部の人はこんな記事をそのまま載せてしまうなんてふし穴もいいところですね。ガッカリです。

  3. ステップワゴンハイブリッドの3番目の記載事項がi-MMDではなくてi-DCDのシステムになっています。
    間違った情報なのでしっかり勉強してほしい。

  4. 現行RP3前期型 Cool Spirit乗りです。
    ライターの記述間違いは置いておいて、
    元々、現行ステップワゴンの商品力は高かったのですが、
    ハイブリッドモデルがラインアップされていなかったのと、スタイリングが良くない、
    価格が少々お高めだった為市場から敬遠されておりました。
    1.5 Lターボは街乗りで必要十分なパワー、リアエアコンON、多人数乗車だと
    燃費がやや劣るものの、エアコンOFF、少人数乗車であれば燃費はJC08数値超えもザラでした。
    サスもファミリーユースであれば、少々硬めかもしれませんが、自分は丁度いい硬さであり
    路面との追従もしなやかでした。
    今回、ハイブリッド追加により、Hybrid G-EX(RP6)に乗り換える事にしましたが
    世間が悪評するほど悪い車ではなかったですよ。

  5. 「[11月9日18時追記]一部表現を修正・追記いたしました。」
    とあるが、元々の記事がハイブリッドの構造が判って無くて書いて有るので、その一部だけ修正しても
    全然修正しきれていない。
    こんな恥ずかしい記事は早急に削除した方が、このジャーナリストの為だと思うけどね。