信号機老朽化、どう対策? 誤作動や倒壊のおそれ 数減らす取り組みも

老朽化した信号機が誤作動を起こしたり、倒れたりする事例が発生しています。どのような対策がとられているのでしょうか。信号機の数そのものを減らすこともある一方、新しいタイプの信号機も登場しています。

老朽化問題どう対処? 更新の足並みがそろわないワケ

 信号機の更新を進め、基準の年数を超え老朽化したものの割合が全国で最も低い1.0%(全3256基に対して33基、2017年3月末時点)という、岐阜県警の交通規制課に話を聞きました。

――信号の老朽化に対し、どのように取り組んでいるのでしょうか?

 古いものを順次更新するとともに、必要がなくなった箇所については撤去するなどして対応しています。更新に際しては、たとえばコストの高い「感応式」(車両の数に応じて青や赤の時間が変わる方式)を、決まった時間に繰り返し表示する「定周期式」に変えるなど、値段の高いものをなるべく少なくすることも行っています。

 

――岐阜県では実際に、老朽化した信号機で何か問題が起こったのでしょうか?

 それは特にありません。インフラの老朽化は、2012年に中央道で発生した笹子トンネル事故(老朽化したトンネルの天井板が落下し、9人が死亡した事故)を契機として全国で顕在化しましたが、岐阜県ではそれ以前から更新にコツコツと取り組んできました。というのは、いわゆるバブル経済期に信号機を多く設置した経緯があり、それらが順次、更新時期を迎えていたからです。

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赤と黄色だけを表示する一灯式信号機。これを撤去し、一時停止の規制で代替することがあるという(画像:photolibrary)。

――他県では老朽化した信号機の割合が岐阜県ほど低くないようですが、なぜでしょうか?

 県ごとに予算の問題などもあり、足並みがそろわないのが実情ではないでしょうか。交通安全教育や交通指導・取締の案件などに比べると、交通規制関連はウェイトが低く見られがちで、予算がつきづらいという側面があります。

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コメント

5件のコメント

  1. 警察が灯器のコストを下がる案を募集したときに、薄型フルフラットにしたらコストが下がると言い出した会社が1社あったらしい。

    そのせいで全メーカーが灯器の再設計をする羽目に。

    原価は前のとほとんど同じ価格って聞くけどな。メーカーの利益が減っただけ。

  2. 低コストは必要ないと思う。

    無闇に低コストを手をつけると逆に金が掛かるのは新東名の猪瀬ポールが証明したからな。

    因みに老朽化した信号機が多い印象が受けるのは兵庫県と静岡県。

    日本信号初代丸型は他県より残っている割合が高いです。

    逆に少ないのは上の岐阜県や東京都、栃木県、埼玉県、京都府だと思う。

    やはり更新サイクルが早い地域ほど、信号機の老朽化が少ないと思う。

    最も日本信号初代丸型やコイト包丁みたいに視認性や電気系統が劣化している灯器は別としても京三宇宙人灯器やブツブツレンズ、アルミ灯器辺りなら灯器より電柱やアームを変えた方が安全だと思います。

    大分みたいに灯器変えてもアームを変えないのは危ないからね。

  3. 郊外の交差点はどんどんラウンドアバウト化して信号機を不要にしましょう。

  4. 論点ズレズレだけど、安野光雅だったか「赤黄青という色の区別だけでなく、バツ三角まるのような形態で区別できる信号を考えてもいいのでは」という言葉を、最終ページの写真を見ておもいだした。

  5. AIが発達すれば車に信号が搭載されるようになるだろう。

    いわば、車版ATCみたいなものが一般的になるかもしれない。

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