VWがディーゼルをやめない理由 EVシフトの旗手、新型ディーゼル車日本投入の背景とは

欧米でのディーゼル車排ガス不正発覚から2年半、EV(電気自動車)シフトを強力に推し進めてきたフォルクスワーゲン(VW)が、ここにきて新型ディーゼル・エンジン車を日本国内試乗へ投入しました。その背景になにがあるのでしょうか。

VWがディーゼルをやめられないワケ

 そこには理由がありました。

 実のところ、市場には、まだディーゼルのニーズが存在しているのです。欧州ではフォルクスワーゲンによるディーゼル不正発覚の後、ディーゼル車の販売は落ちました。しかし、2017年の前半の販売実績でいえば、フォルクスワーゲン車の販売のうち欧州では約46%、ドイツでは45%がディーゼル・エンジン車だったのです。

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フォルクスワーゲン先進ディーゼル・エンジン開発部長のエッケハルト・ポット博士(2018年2月14日、鈴木ケンイチ撮影)。

 また、今回のディーゼル・モデルの日本導入は、日本の販売店やユーザーからの強い要望が理由だというのです。つまり、いまのビジネスのために、フォルクスワーゲンはディーゼルをやめるわけにはいかないのです。

 また、未来のためにもディーゼルはやめることはできません。フォルクスワーゲンは2025年に年間100万台以上のEVを売ることを目標としています。ラインナップの25%をEVにして、ハイブリッド/プラグインハイブリッドも25~30%ほど用意すると言っています。これが逆に言えば、全体の75%にはエンジンが搭載されていることを意味します。

 加えてディーゼル・エンジンは燃費性能に優れるという魅力があります。年々、厳しくなる燃費規制をクリアするには、ディーゼル・エンジンを手放すわけにはいきません。実際にフォルクスワーゲンは、さらなる厳しいディーゼルの排気ガス規制をクリアするための技術開発を行っていることを明らかにしました。

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コメント

3件のコメント

  1. EV切り替えは英国の電力不足などでブレーキが掛かっている。

    実は日産・ルノーの電気自動車戦略もフランスの原子力政策と被る側面があるからだ。

    ドイツは電気自動車をやると停電リスクが来ているから、燃料電池やエンジン車を製造中止したらインフラが崩壊しているのが目に見える。

    だからこそ電気自動車は普及は無理があるのはその為だと言えます。

  2. 果たして総統閣下の偉業に泥を塗った汚名返上なるか

  3. 本心はDSGをやめたいのが本心じゃなかろうか?インパネもシンプル、初代セルシオでやっと気付いてけれたか?と思ったのもつかの間、やはり日本はグレードと言う魔物に取りつかれてると言うか、今やそれを飛び越えエコカー減税なる優遇有りきの買い物なのか?エンジンにモーターを付けた重量級の車が重量税を免除されたり、CVTがMTより燃費が優れると言った届け出上の数値が優先されると言うまやかしに自体に便乗したのが規制値改竄であったり不正に隙を与えた原因なのではないでしょうか?世に走るディーゼル車に止まらずガソリン車ですら抜き打ちに検査をしたら新規登録時の規制値を維持している車はどれだけのものなのでしょうか?

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