首都高を「歩いて」体感! 開通前の晴海線でイベント開催 はたらく乗りものも集結(写真43枚)
工事の一端を体験できる催しも
晴海4丁目に設置された特設会場には、様々な体験コーナーも設置されました。
特設会場内には「はたらく乗りもの」が大集合。そのなかには、首都高C2山手トンネル専用のパトロールバイク、通称「黄バイ」の姿もありました。黄バイは、首都高パトロール社(東京都港区)が民間企業として日本で初めて緊急指定を受けたバイクです。
そのほか、工事の際に使用されたクレーン車やショベルカー、地域のはたらく乗りものである消防車やパトカー、白バイなども集まりました。この日特別に解放されたそれらの運転席では記念撮影も可能で、人気の乗りものの前には行列ができていました。
さらには、工事の工程の一部を実体験できるコーナーも。体験できるのは、機器を用いて地表上の相互の距離・角度・高低差を測定する「測量」、そして「ボルト締め」です。持ち帰ることも可能な体験版ボルトは、長さ約10cm、直径約3cmで、しっかりと重みを感じられるものです。体験コーナーのスタッフによると、今回開通する晴海線には約12万本のボルトが使用されているとのことですが、ひとりあたりが1日に回せるボルトの数は、多くて400~500本くらいといいます。
「工事に関わりのあるものなどに直に触れることで首都高への理解を深めつつ、楽しんでいただけたらと思っています」(首都高速道路)
子ども連れでイベントに参加していた女性は、「子どもと一緒に楽しめました。普段なかなか見られないものが見られ、教えてもらうこともでき、色々なことを知るきっかけが沢山ありました」と感想を話しました。
【了】
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