首都高晴海線、3月延伸でどう変わる? 豊洲~晴海間わずか1.2kmの効果とは(写真16枚)

2018年3月、首都高晴海線の豊洲~晴海間が開通します。豊洲地区から運河を渡るわずか1.2kmの区間ですが、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて重要な意味があります。どのような整備効果が見込まれるのでしょうか。

建設ラッシュの臨海部、混雑緩和へ

 首都高10号晴海線の豊洲~晴海間が、2018年3月10日(土)16時に開通します。

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晴海運河を渡る区間。背景に高層タワーが林立する晴海地区(2017年2月7日、中島洋平撮影)。

 晴海線は現在、湾岸線に接続する東雲JCTから北西へ、豊洲出入口までの2.7kmが2009(平成21)年に開通しています。今回の開通区間は、そこから晴海運河を渡って晴海出入口に至るわずか1.2kmで、末端において首都高の他路線と接続しない「盲腸線」である状況は変わりません。しかしながら、この延伸には大きな意味があるといいます。

「周辺は近年急速に市街化が進み、朝夕は混雑が生じています。交通の一部が首都高へ転換することによる混雑緩和が見込まれています」(首都高速道路 東京西局プロジェクト本部長 山口修一さん)

 晴海地区には新しいタワーマンションやオフィスビルが林立しているほか、晴海客船ターミナル付近では現在、2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村が建設中です。一方の豊洲地区や臨海部では、2018年10月に築地市場から移転する予定の豊洲新市場をはじめ、オリンピックの各種競技施設も建設されているなど、一帯はまさに“建設ラッシュ”。現在の晴海線終点である豊洲出入口も、工事車両が頻繁に出入りしていました。

 開通区間を視察した秋元 司国土交通副大臣は、「晴海線の延伸は、近隣の渋滞緩和、臨海部における防災機能の強化に寄与するほか、選手村のアクセス向上も期待されます」と話します。

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