料金所の「ETC」と「一般」、間違えたら? 割引料金の扱いは

一般車がETC専用レーンに入ってしまったら?

――では、入口料金所では正常にETCレーンから入ったが、出口料金所で一般車レーンに入ってしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?

 その場合も同様に、係員に申し出てETCカードをお渡しいただければ、各種割引を適用して支払い処理をいたします。
 
――逆に、ETCを搭載していない一般車が料金所でETC専用レーンに入ってしまった場合は、どうなるのでしょうか?

 その場合、ETCレーンの開閉バーが開きません。安全に停車したうえでレーン横のインターフォンで係員に「誤って進入してしまった」とお伝え下さい。支払いや通行の処理をさせていただきます。その場で停車したまま手続きするか、あるいは別の場所に移動していただくかは料金所の交通状況によって対応が異なりますので、係員の指示に従うようお願いしております。

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ETC専用レーンでは、レーン横のインターフォンで係員への連絡ができる(画像:写真AC)。

――仕事の経費精算などのため、出口で利用証明書が欲しい場合は、どうすれば良いのでしょうか?

 入口では通常通りETCレーンを通行いただき、出口料金所では一般車レーンなど係員のいるレーンで停車してお申し出下さい。ETCカードをお預かりして精算の上、利用証明書をお渡しいたします。ただし、出口料金所がスマートICの場合は、利用証明書の発行ができませんのでご注意下さい。

※ ※ ※

 NEXCO東日本広報課は、利用証明書について「インターネットのETC利用照会サービスや主要なサービスエリア、パーキングエリアに設置しているETC利用履歴発行プリンターもあわせてご利用下さい」といいます。

 ETC(Electronic Toll Collection System)は、自動車に車載器とカードを搭載し、無線通信により有料道路の通行料支払いを行うシステムです。料金所でETC対応レーンを通行すれば、一時停止することなく支払いができ、「時間帯割引」などETC車に限った各種割引も受けられます。
 
 全国のETCの利用率は91.0%(2017年12月現在、国土交通省調べ)に達しており、次世代型のETC2.0も普及が始まっています。ETC2.0は通行料金の自動決済だけでなく、渋滞回避や安全運転支援などのサービスも受けられ、将来的には街中での駐車場や飲食店、ガソリンスタンドなどでも活用できるようになるといいます。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. ETC2.0が街中で使えるようになるって?
    ETCが出始めの頃にも言われてたけど、都市高速会社が運営してる数カ所の駐車場でしか使えないだろ。これからも絶対増えない。

  2. では、一般車がスマートICに入ってしまったら
    どうすんの?

  3. ETCの車載器がついてなくても最後に通行券とETCカードを係員に渡せばETC割引ぐ適用されるのですか?