路面電車の屋根に室外機が… 車両の冷暖房にまさかの家庭用エアコン、なぜ導入

とさでん交通の路面電車で、屋根に家庭用エアコンの室外機をふたつ、そのまま載せた車両が走っています。「実証実験」とのことですが、どのような目的があるのでしょうか。

車両冷房が設置不可 ならば…

 高知の路面電車で、ある意外なものを屋根上に載せた車両が走っています。

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とさでん交通の200形電車に載せられた「室外機」(画像:とさでん交通)。

 その車両の屋根上には、上空の架線から電気を得る部品であるパンタグラフのほかに、家庭用エアコンの室外機と思しきものがふたつ、ファンの部分が側面を向くように置かれています。民家の軒先にあるようなものが、なぜ電車に載っているのでしょうか。この路面電車を運行している、とさでん交通(高知市)に話を聞きました。

——あれはやはり家庭用エアコンの室外機なのでしょうか?

 お察しのとおり、家庭用エアコンの室外機です。電車内にも同じく、家庭用のエアコン装置を取り付けています。

——なぜ家庭用エアコンを導入したのでしょうか?

 導入車両は、冷房装置がない200形電車の1両です。1950年代に製造された200形は、骨組みの強度や天井の高さなどの関係から、電車用の冷房装置を設置することができません。そこで家庭用エアコンを設置し、動作の実証実験を行っています。

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コメント

5件のコメント

  1. 全く同じなら車内の写真も見たかったなぁ

  2. 冷房能力が足りるのかが心配です。バス用冷房装置を別モーターで回して冷房する方が良いような気がしますがね。

  3. 業務用200Vのエアコンの方が良いと思うのですが、室外機が大き過ぎるのかな?

  4. 見た目が正直言って陳腐感を持たせるが逆にこの特徴を活かせればいいが。

    旧式車両で残りの稼働年数が10年程度ならば家庭用の機械をつけるのもあり。

    他の人が指摘しているように200Vのエアコンのほうが性能的に余裕があると思うが100Vで大丈夫だろうか。

  5. なぜ車内の写真がないのか。