実は進化している通勤電車の座席 バネからウレタンへ、人間工学に基づく設計も

材質が変わり掛け心地アップ 利用者の声を反映した事例も

 座席の材質も昔と今では変わっています。

 かつては座席のクッションにばねが使われていました。一部の鉄道ではクッションが利くことから現在も好まれて採用されていますが、首都圏ではウレタンなどを充填成型したバケットタイプの座席が主流となっています。

 この座席はばねより掛け心地は硬いものの、成型の自由度が高く、より体にフィットした形の座席を作れるメリットがあります。背骨の形状に合わせて背面をカーブさせたり、太ももがすっぽり入るくぼみを付けたりすることで体と座席が触れる面積を増やし、体重を座席全体が支えるような構造として疲れにくくする工夫が可能です。

 最近では鉄道事業者がより快適に車内で過ごしてもらうために、利用者の声によって座席が改善された例もあります。

 東京メトロ有楽町線・副都心線10000系の座席は、2010(平成22)年に利用者の声を受けて形状を変更。背面に丸みを付けるなど改良を施し、掛け心地を改善しました。この改善について同社は駅のポスターで、「より座り心地の良いイスへ」という文言を付けてアピール。座席の掛け心地が旅客サービスにおいて重要であることを示しました。

テーマ特集「新生活に役立つ! 通勤ラッシュの乗り越え方から「座れる列車」「高速バス通勤」まで」へ

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コメント

11件のコメント

  1. 座席に相当こだわってる京阪を紹介してやれよ。
    このサイトって関東の記事しか書けないのか?

    • 筆者が関東在住だったら致し方ない。知ったかぶりでそれ以外の地域の事を記事にしたらそれはそれで批判するんでしょ?だったら最初から触れない(触れてくれない)方がいい。

    • 関東でも京急がないですからね。
      京急も座席にこだわりや新技術(大コケしたけど)出してますし。

  2. L/Cの乗り心地って最悪だと思うんだけど……

    • 西武のそれは、思ったほどかけ心地は悪くなかった。少なくとも近鉄や東武、JR東日本よりは良い。後発隊とあって研究したのかもしれない。京王についても、思ったほど悪評は聞かない。

  3. 京浜東北線で901系に初めて乗ったとき、色々な部分のお粗末さに絶望感を味わったが、座席と袖仕切りの設置だけは感心した。
    正直E233系の座席は幅が拡がったのはともかく、柔らかくされたのは少し残念。
    209系の固いシートの方が疲れなかった。
    今後は座席の幅一人分を完全に仕切る小さな壁を立て、袖仕切りは網棚の高さまでにしてもらいたい。
    座席の仕切り壁は大阪環状線の優先席で取り入れてるようなので、他の路線でもできるはず。
    仕切りがあれば、座席で寝る奴は排除できるw

  4. 個々の好みでの話になってしまうが、やはりバネの方が良かった。ソファーとベンチ、どっちに座りたいか?と問われれば、ソファーを選択したい。
    E233系の座席が軟らかくなったのが残念という意見があったが、私は大歓迎だ。
    Eシリーズもこれだけバージョンを重ねると出来が良くなるなと、心底感心したものだ。

  5. そんなことよりシート仕切り廃止しろや。勝手にサイズ決めて合わない奴は座るなという圧力は完全なる差別やろ

    • 減量の努力をしようよ。
      健康の為にも。ね?

      二人座れるはずのところ、
      一人で占拠するのもねえ。

  6. 果たして人類は何処まで快適な鉄道の旅を楽しむ事が出来るのか?

  7. 817系3000番台に一回乗ってみるといいぞ