「そういえば昔、あったよね」 いまや珍しいバスのサービス【高速バス編】(写真10枚)

「豪華シート」「座席コンセント」「通路カーテン」など、高速バスのサービスは日々進化し続けていますが、一方で、いまではあまり見かけなくなったサービスも。調べていくと、時代の変遷とともに、古き良き時代の高速バスの姿が見えてきます。

多くの高速バスで提供されていた飲み物サービスはいま…?

 高速バスのサービスは日々進化し続けています。いまでは、全席個室も含めた豪華シートを備えたり、電子機器の利用を想定して各座席にコンセントを設けたりする例、また、個室でなくとも、座席を仕切りプライバシーを重視する「通路カーテン」を備えた車両も増えてきました。

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東京~福岡間の西鉄「はかた号」。1990年代の車両には「サロン席」が設けられていた(須田浩司撮影)。

 一方で、いまではあまり見かけなくなったサービスも存在します。「そういえば昔、あったよね」という高速バスのサービス、どのようなものがあるのでしょうか。

バブル期に見られた「飲み物サービス」、継続している事業者も

 1980年代後半から1990年代前半の「バブル期」に開設された多くの高速バスでは、水やコーヒー、お茶といった飲み物類が提供されていました。車内中央部や最後部に給湯・給水設備を設置し、セルフサービスで提供する方法が一般的でしたが、車内最前部やトイレ上部に冷蔵庫を置き、市販のジュース類を無料で提供する例(西日本鉄道、阪急バス、近鉄バスなど)や、自動販売機を設置して有料で提供する例(ジェイアールバス関東、東急バスなど)も。なかには、飛行機の機内サービスのように、交代乗務員やガイドが手渡しで飲み物を提供する例(西武バス「関越高速バス」、宗谷バス「わっかない号」など)もありました。

 しかしながら、ペットボトルの普及などで利用者が減少。さらに衛生上の理由やコスト削減などの目的で、2000年ごろから飲み物サービスを廃止するバス会社が急増します。現在は数えるほどにまで減ってしまいましたが、給湯・給水設備によるサービスは小田急シティバスや両備ホールディングス、下津井電鉄などで、パック式または缶タイプのお茶やジュース類を無料提供するサービスは、西鉄や近鉄バス、伊予鉄バスなどで、それぞれ継続しています。名鉄バスのように、給湯・給水設備による飲み物サービスから、パック式のお茶を無料提供するサービスに切り替えたバス会社もあります。

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コメント

5件のコメント

  1. ドリーム号の下りで新名神で解放休憩が追加された時は嬉かったな
    エアロキングはかた号のビデオ放映や軽食支給などのサービス
    乗り継いだ同社の鹿児島行きも同じ映画を放映してたっけ

  2. 初めてドリーム号乗った時は車内で当時流行っていた曲が聞けて感激した記憶があります。
    いまは便利になりすぎてそういう感激もなくなってきたような。

  3. はかた号のサロン室は覚えている。
    確かに煙草吸っている人いたなあ。
    愛煙家の皆さんにとっては辛い世の中になってしまったものだ。

    北海道のラジオ、テレビ番組放映サービスはなるほどと思った。
    遠距離路線などは一度乗車すると、6~8時間は降りれないから(休憩地除く)。スマホなんかもかえって飽きるんだよね。

  4. 日本人のバス観が別物になると言って良い程の大変革だな

  5. 「拘束バス」と言えば名鉄バスの青葉号の4列シート車運行便(繁忙期限定)もそうらしいですね…
    (名鉄観光バスの車輌と乗務員で運行。)

    ごく普通のトイレ無し4列シート車なのに拘束バスなんだとか…