旧「博物館動物園駅」駅舎、今秋に一部公開へ 夏に改修工事 京成

京成電鉄が旧・博物館動物園駅の駅舎改修工事に着手します。出入口扉を新設するなどして、工事完了後に一部を公開する予定です。

駅舎の出入口扉を新設

 京成電鉄は2018年6月19日(火)、旧・博物館動物園駅(東京都台東区)の駅舎改修工事に着手すると発表しました。

Large 180619 keiseihkbtkn 01
出入口扉が新設された旧・博物館動物園駅の改修後イメージ(画像:京成電鉄)。

 改修にあたり、東京藝術大学美術学部長・日比野克彦さんデザインの出入口扉を駅舎に新設します。モチーフは上野エリアにある上野の森美術館、恩賜上野動物園、国立科学博物館、国立国会図書館国際子ども図書館、国立西洋美術館、東京藝術大学、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館です。

 京成電鉄は、上野の文化・芸術施設をモチーフにしたデザインを駅舎外観に取り入れることで、上野エリアにおける新たな文化シンボルの創出を図るといいます。

 このほか、駅舎内部の漆喰、タイルの補修や清掃、建具の改修、外部の清掃なども行います。改修工事期間は7月上旬から9月下旬までです。

 改修を終えた秋ごろには、駅舎の一部を公開します。東京藝術大学とともに駅舎の魅力を伝える展示などを行う予定です。

 旧・博物館動物園駅は1933(昭和8)年12月、京成上野線(現・本線)の上野公園(現・京成上野)~日暮里間開通に合わせて開業。帝室博物館(現・東京国立博物館)や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されました。しかし乗降客の減少などから、1997(平成9)年に営業休止、2004(平成16)年に廃止を迎えています。

 なお、同駅駅舎は2018年4月、「東京都選定歴史的建造物」に選ばれています。これは歴史的な価値を持つ建造物(原則として建設後50年を経過しているもの)のうち、特に景観上重要なものとして都知事が選定するものです。同年4月末現在、東京藝術大学(赤レンガ1号館、2号館ほか)、新宿の伊勢丹本店本館、隅田川に架かる吾妻橋や言問橋など、全93件が選定されています。

【了】

この記事の画像をもっと見る(2枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 180619 keiseihkbtkn 02
  • Thumbnail 180619 keiseihkbtkn 01

関連記事

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 旧・成田空港駅公開ですっかり気を良くしたようだ。