京急「花電車」再現! 都営浅草線との相互直通運転50周年で記念式典(写真17枚)
都営浅草線と京急線の相互直通運転開始から50周年。直通運転開始時の「花電車」が再現され、50周年の記念式典で披露されました。
京急が都心直通目指して地下鉄乗り入れ
京急線と都営浅草線は2018年6月21日(木)、相互直通運転の開始から50年を迎えました。両線を運営する京急電鉄と東京都交通局は同日、京急線の品川駅(東京都港区)で「相互直通50周年記念式典」を実施。6両編成の京急1500形電車を使った「花電車」を披露しました。
都営浅草線は、東京都が一番最初に建設した地下鉄路線です。押上~泉岳寺~西馬込間の18.3kmを結び、押上駅で京成線、泉岳寺駅で京急線と接続しています。
京急と京成は終戦直後、東京駅など都心に乗り入れる路線を計画。一方で東京都も都営地下鉄の建設を目指していたため、京急、京成と都は計画の競合で対立しました。1955(昭和30)年、運輸大臣が都市交通審議会を設置して関係者間の調整が行われ、最終的には都が都心区間に地下鉄を建設することが決定。その一方、京急と京成は都が建設した地下鉄に乗り入れることで、都心直通を実現することにしたのです。
逆三角形という言葉の意味が分からない