東京都「時差Biz」キャンペーンがスタート 時差通勤の「定着」に必要なコトは

東京都が展開している時差通勤キャンペーン「時差Biz」が再び始まりました。時差通勤すると比較的楽に通勤できるなどのメリットがありますが、なかなか定着しません。それはなぜなのでしょうか。

臨時列車の運転で混雑は減ったのか?

 続いてピーク時間帯の久喜行き準急(6時57分発)に乗ってみましたが、中央林間駅を出発した時点でほぼ満席。三軒茶屋駅に到着する直前には、ぎゅうぎゅう詰めに近いほどの混雑になっていました。

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中央林間駅の案内板に貼られていた「時差Bizライナー」の時刻表(2018年7月9日、草町義和撮影)。

 東急電鉄によりますと、2017年の「時差Biz」期間中に運行した「時差Bizライナー」は1日あたり約1500人が利用し、渋谷駅の到着時点の乗車率は100%だったといいます。東急鉄道CS課の内田智也課長は「前後の列車はだいたい90%ですので、通常の列車よりは高い乗車率でした。短期間で周知したなかでは多くの方に利用いただいたと思います」と話しました。

 ちなみに、田園都市線の混雑率は2016年度が184%でした。内田課長は「『時差Bizライナー』単体でピーク時の混雑率がどう変わったかは調べられていません」としつつ、「ラッシュ時に田園都市線の定期券で並行する路線バスも利用できるサービスを導入したり、ピーク時を避けて列車を利用した客にクーポン券をプレゼントするなどの施策を総合的に行った結果、混雑率が3%程度下がりました」との見方を示しました。

 大都市を通る鉄道路線では、企業や官公庁などの始業時間が集中する7時台から9時台まで、郊外から都心に向かう列車が通勤客で混雑します。東京圏の場合、主要路線の平均混雑率は1975(昭和50)年度で221%。1960年代には定員の3倍以上乗せて走る通勤電車も珍しくありませんでした。

 その後、新線の建設や改良(複々線化など)が進んだことで混雑率は徐々に下がり、2000(平成12)年度には180%を割り込んで175%になりました。しかし、それ以降は混雑率の改善が進まず、近年は165%前後で横ばいの状態が続いています。

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コメント

1件のコメント

  1. 成功の鍵は「着席率の向上」につきます。推奨されたオフピーク時間帯に乗っても列車本数や編成量数が少ないせいで やっぱり混んでいる ということでは 時差biz に協力する人が次第に減っていくでしょうから。

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