陸自の切り込み担当、水陸機動団のお仕事とは 島しょ防衛の要、総火演に見るその一端

2018年3月に創設された陸上自衛隊の水陸機動団が総火演に登場、島しょ防衛をテーマとしたシナリオ演習でその役割の一端を観ることができました。実によく走ります。

おもな任務は「上陸」

 2018年の「総火演」こと「富士総合火力演習」では、3月に創設されたばかりの陸上自衛隊 水陸機動団が登場、島しょ防衛におけるその役割の一端を披露しました。

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総火演に登場した水陸機動団の水陸両用車(AAV)(2018年8月23日、関 賢太郎撮影)。

「水陸機動団」は日本版海兵隊ともいわれ、アメリカ海兵隊を範としたような組織で、敵の侵略を受けた島への上陸などを担います。「団本部」および「本部付隊」、「第1水陸機動連隊」「第2水陸機動連隊」「戦闘上陸大隊」「特科大隊」「偵察中隊」「施設中隊」「通信中隊」「後方支援大隊」「水陸機動教育隊」からなっており、創設時約2100名でスタートしました。

 このうち「第1水陸機動連隊」は2002(平成14)年、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に置かれた西部方面普通科連隊からの改編で、「第2水陸機動連隊」は新たに作られました。2019年度以降「第3水陸機動連隊」も新編され、予定では最終的に3000人規模の組織になります。

 2018年の総火演では、島しょ防衛シナリオに沿った演習にて、その役割の一端をうかがうことができました。島へ上陸した敵部隊に対し、電磁スペクトラム作戦(電子戦)や、海自および空自と連携した攻防などののち、陸自の無人偵察機「スカイレンジャー」が各種の情報を収集するなか、水陸機動団による上陸が開始されます。

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