整備新幹線だけじゃない新幹線計画 北海道南回り、山陰、四国横断…実現可能性は?

【地図】計画中の新幹線ネットワーク

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現在計画中の新幹線。営業中の路線も含めた総延長は7000kmを超える(草町義和作図)。

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Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

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5件のコメント

  1. 北陸・中京新幹線は、東海道新幹線との共用区間を除く、敦賀〜米原が50kmぐらいなのでは。

  2. 理想は日本全国に新幹線で行き来が出来て
    色んなルートから東京や名古屋や大阪を経由できる新幹線ネットワークが一番でしょうね
    地方都市に大都市にも行ける新幹線

  3. >47都道府県中、少なくとも43都道府県には新幹線の駅が設けられるはずです。多くの地域で移動時間が大幅に短くなるでしょう。

    新幹線の線路自体がない千葉と沖縄、線路はあっても新幹線駅がない茨城、残りのひとつはどこだ?

    • 和歌山

  4. 「複線フル規格新幹線」だけでなく、「一部単線にした新幹線」や「在来線の時速160km運転」などの方法も「新幹線網の整備」と見なして鉄道網の再整備をする必要があると思う。

    今の複線フル規格新幹線だけでなく「中速鉄道」という概念や「その具体的な形態」の考え方も確立させる必要もある。

    また、これから造るフル規格新幹線の基本計画線区間は時速300kmを超えるような超高速ではなく、最高速度は例えば時速240km程度までとし、列車も各駅停車のみにする。そうすることで線路と車両の耐用年数を延ばしたり維持管理費を抑える という考え方も取るべき。
    特に基本計画線は「地方~地方間」の所要時間短縮が主目的になること、地域内格差の発生も最小限にする見地から。基本はそうしつつも、非常時には東海道・山陽・東北新幹線の迂回路となる機能は持たせておく。
    このほか、「貨物新幹線」や「新幹線による夜行旅客列車」の運行も想定しておくと更に良い。

    また、新幹線建設の際、沿線の地方空港を経由させていくことで、沿線の中距離程度は新幹線・長距離は航空路線というような、交通機関の垣根を越えた棲み分けや連携を図っていくことで、地方の交通を維持発展させる交通政策や戦略も持ってほしい。
    これは政治行政だけでなく、「乗り物ニュース」などのマスメディアも!!