山手線内回りの最終「品川行き」大幅繰り上げへ 3月ダイヤ改正で接続はどうなる
JR山手線内回りの「品川行き」最終電車が、2019年3月のダイヤ改正から30分近く繰り上げられ、各駅ではそのことを伝える張り紙なども掲出されています。品川駅からの接続電車はどうなるのでしょうか。
「品川で留置」から「大崎で回送」に変更
2019年3月16日(土)に実施されるJR線のダイヤ改正で、山手線内回りの終電時間帯もダイヤが変更されます。たとえば、渋谷駅では次のように変わります。
●現行ダイヤ
・0時39分発 品川行き(品川0時52分着、土休日は0時51分着)
・0時54分発 大崎行き(大崎1時03分着)
・1時07分発 品川行き(品川1時19分着)
●2019年3月16日(土)ダイヤ改正後
・0時40分発 品川行き
・0時54分発 大崎行き
・1時07分発 大崎行き
※2018年12月時点。ダイヤ改正までに変更の可能性あり。
品川駅までの最終電車が現行より27分繰り上がるため、2019年1月現在、渋谷駅ではこの変更を伝える張り紙が掲出されています。
従来、品川行きの最終電車は品川駅に到着後、駅構内の車両留置線に留め置かれていました。JR東日本東京支社によると、今回の変更は「品川駅周辺の工事にともない、車両留置線が廃止されるため」としており、大崎止まりとなる内回りの最終電車は、同駅から車両基地である東京総合車両センター(東京都品川区)に回送されるようになるそうです。
2019年2月現在、山手線内回りの品川行き最終電車が、同駅に到着する1時07分には、同駅からの京浜東北線や東海道線、横須賀線、京急線の電車は全て終了しています。品川駅で他線に接続するのは、渋谷0時39分発、品川0時52分(土休日は0時51分)着の内回り電車が最後(品川1時01分発の京浜東北線 蒲田行き最終電車に接続)。ダイヤ改正後は、渋谷0時40分発の電車がこの役割を担うことになります。
なお、終電の時間帯における山手線外回り列車について、JR東日本東京支社は、大きな変化はないとしています。
【了】
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