対策進むバスの巻き込み事故 三菱ふそう新型バス搭載「側面レーダー」に業界も注目

三菱ふそうが、高速バスや貸切バスに用いられる大型観光バス「エアロクイーン」「エアロエース」の新型を発表。観光バスでは日本初となる「車体側面のレーダー」を搭載するなど、安全装備の強化が図られました。

メインは高速バス向けか

 新型「エアロクイーン」「エアロエース」は2019年4月に発売予定。安全装備の充実により、価格は従来モデルよりも40万円から60万円ほどアップし、「クイーン」が4920万2000円、「エース」が4681万円(いずれも東京地区標準販売価格)です。三菱ふそうでは12月までの販売目標を600台から650台程度と見込んでいます。

 三菱ふそうのバス事業本部長、高羅克人さんによると、今回の新型は高速バスなどの「路線系」用途が中心になると見ているそうです。「貸切バスは2013年くらいから、インバウンド(訪日観光客)の急増で“バブル”ともいえるほどの車両需要がありました。いまではそれがひと段落している一方で、路線系の需要は堅調です」とのこと。

 背景には、インバウンドの旅行形態が、貸切バスを用いた団体旅行から、公共交通機関を利用する個人旅行へと変化していることがあります。実際、高速バスを利用する訪日観光客も増えており、そうした実情を受けて、車両の更新だけでなく、増備の需要も見込めるのだそうです。

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「エアロエース」新型。車いすに対応する車内エレベーター付きも設定。
小型バス「ローザ」2018年モデルも展示。
「エアロクイーン」の客席。

 ドライバー不足が取りざたされて久しいですが、各事業者は新人教育に力を入れているのはもちろん、貸切バスの運転手を高速バスに回すなどして対応しているところもあるそうです。そうしたなかで、バスにまつわる事故が相次いでいることからも、安全性能への関心が高まっているといいます。

「従来の『エアロクイーン』『エアロエース』は運転の安定性、操作性で多くのドライバーから好評を得ていますが、さらに安全性能を高めることで、ドライバーの肉体的な疲労だけでなく、精神的な疲労を軽減します」と高羅さん。バス事業者が安全性の向上に努めるなか、「その真のパートナーになりたい」と話します。

【了】

※一部修正しました(2月25日11時15分)。

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コメント

2件のコメント

  1. すごい顔になったな!28年規制後にしばらくチェンジは無いと思っていたのに、しかし巻き込み防止にレーダーとは考えたもんだ!昔にクラウンマジェスタでVSCが作動した時は車自体がバイブレーションと化してこの世の終わりかと思うくらい恐ろしかったが

    今でもたまに思うがMSをベースにしたMUのエアロキングなんて構想すらなかったのだろうか?今度の顔ならイケメンで良かったのではw

  2. で、エアロキングはどうした?

    他国の自動車会社にシェアを奪われて情けないと思う。

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