「青春18きっぷ」活用の幅広がる! ダイヤ改正で東京~青森間に「新乗継ルート」誕生

「新ルート」は岩手を経由

 所要時間の短縮だけではありません。快速の新設により、1日だけで東京から青森まで移動できるルートがひとつ増えます。

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北上線を走る普通列車(2005年7月、草町義和撮影)。

 そのルートは、東京~仙台間と横手~青森間が宮城・山形経由のルートと同じ。仙台駅から横手駅(秋田県横手市)までは、東北本線を北上駅(岩手県北上市)まで進み、北上~横手間はローカル線の北上線を経由します。

 この「北上線ルート」は、秋田駅に到着するのが19時12分。現在のダイヤでは、普通列車だけで青森まで移動できる最終列車(大館で乗り継ぎ)に接続していませんが、改正後は青森行き快速に乗り継げるようになり、その日のうちに青森へ到達できます。

 どのルートも東京から青森まで相当な時間がかかるものの、5日(回)分がセットになっている「18きっぷ」(1万1850円)を使えば、1日あたりわずか2370円で、東京から700~800km先にある青森まで移動できます。

 このほか、青森駅では青い森鉄道の八戸駅(青森県八戸市)に向かう最終の普通列車(22時20分発)に乗り継げます。青い森鉄道の青森~八戸間は通過利用に限り「18きっぷ」を使える特例があるため、東京から東北本線、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道の普通列車を使って、盛岡・二戸経由で八戸に行くより安く移動できます。

 また、新青森駅で青森行き快速から北海道新幹線に乗り換えれば、新函館北斗行き最終列車「はやぶさ37号」と函館本線の普通列車を乗り継いで、その日のうちに函館駅に到達できます。ただし、この場合は新幹線の乗車券と特急券を追加で購入する必要があります。

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コメント

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6件のコメント

  1. 上越線ルートのくらい、東京5時01分発の京浜東北線使ってやろうぜ
    上野5時09分だから、4分あれば乗り換えられるだろ
    結論は、東北・北海道への旅行は、北海道東日本パスが便利。
    JR時刻表とかいう長距離列車の検索に向かない時刻表よく選んだね、せめて文字の大きな時刻表にしてよ頼むぜ

  2. >JR線の普通列車(快速を含む)
    快速は元から普通列車だろうが。トンチキな文章書いてんじゃねーよ。

    あと、東京~青森間なんて国鉄時代でも苦痛レベルの工程に青春18きっぷ使わせるとか鬼か。
    上の人も書いてるけど素直に北海道&東日本パスにしとけ。

    • 金額はともかく在来線に乗ることを楽しみたい人もいるから、ルートが増えるのは良いことではないかと思いますが。 在来線に乗ると住んでいる人達が見えるのですが、暗くなると住んでいる人たちが日々見ている景色や地形が見えないので、楽しみが少し減ってしまいます。

    • 定義の範疇で快速を普通列車と認識できているのはプロと我々鉄ヲタくらいでしょう。
      別に糾弾すべき点じゃないと思います。

  3. 意外と知らない関東から東北方面を丸一日有効に活用する裏テクをおしえます。
    ほとんどの利用者は東京都内を出発地として早朝一番から東北へ向かうのが基本スタンスだが、
    実は各駅と快速しか使えないキップで、最短最速で目的地につける出発地がある。
    それが、宇都宮駅だ。
    都内発着だとまず通勤時間外だろうが乗客は少なからずいるわけで、ルートとして東北本線を選ぶ場合東京ー宇都宮まで2時間かかる。
    この宇都宮発を利用すると仙台に確実に午前中につけるのだ。昼から本来の目的である東北3県に向かうのに余裕のおつりがくる。ぜひ活用を

  4. 東京都区内~青森の18きっぷ旅行ならやっぱりIGR経由。
    花輪線の通し運転は1日数本だけだから、それに合わせて乗り継ぎ列車を決め、乗換時間に食事休憩や駅周辺の散策などを挟み込めば、ちょうど丸1日を使いきれる。
    列車の組み合わせはほとんど1とおりに決まるので、1本逃すと挽回できなくなってしまうのがきついが、そんなときは奥の手で、新幹線で先行列車を追いかける。
    追加負担は運賃も込みなのが痛いが、鈍行の4倍のスピードの新幹線は効果絶大で、たいてい最短区間で追いついて元の列車に戻れる。
    いざというときに備えてポケット時刻表は必携品。
    スマホでルート検索できる人はその限りではないが。