「おおさか東線」4つの新駅開業でどう変わる? バスしかなかった街も激変

交通の利便性は抜群に? 城北公園通駅

 JR淡路駅から淀川を越えた南側に開設されるのが、城北公園通駅。大阪市旭区(駅東側)と都島区(駅西側)の境目に位置しています。

 北側には駅名の由来ともなった「城北公園通(大阪市道中津太子線)」が通り、大阪駅と守口市内の守口車庫を結ぶ大阪シティバス34号系統が走っています。この系統、平日の8時台には27本、日中でも1時間あたり9本から10本というハイペースで運行され、年間3億円以上の純利益を生み出すという、大阪シティバスの“ドル箱”です。守口市の西部や大阪市旭区などは、このバス路線で大阪駅に直通できるうえ、おおさか東線が開通することで、新幹線に接続する新大阪駅にもアクセスしやすくなります。

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城北公園通駅の南側では、阪神高速の高架下を運河が流れる。奥はおおさか東線を走る試運転列車(oleolesaggy撮影)。

 駅の西側、都島区内の毛馬地区は、江戸時代の俳人であり画家の与謝蕪村(よさぶそん、1716~1784)が生まれた地。付近の商店街は「大東商店街」から「蕪村通り商店街」と改称するほどの“与謝蕪村推し”で、新駅の名が公募されたときも、「蕪村生誕駅」または「蕪村旭都島駅」が実現するよう署名活動を行ったほどの熱の入れようです。結局、駅名に「蕪村」は付かなかったものの、城北公園通駅の西口は公式に「蕪村口」と名付けられました。

 ちなみに、地元による「蕪村生誕の地」のアピール方法もユニークです。都島区は1996(平成8)年に、蕪村の俳句を織り交ぜたラップ調のPRソング「BUSON’96」を制作。俳句の韻とラップの韻を合わせ、「BU-SON! BU-SON! YOSA-BUSON!」と繰り返すこの曲、城北公園通駅の開業時に聴くことはできるのでしょうか。

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