自衛隊唯一の海外拠点はどんな場所? ジブチ派遣経験者に聞く現地の様子やその暮らし

東アフリカの海賊に対処する自衛隊の活動は広く知られますが、その拠点であるジブチについてはどうでしょうか。哨戒機パイロットとして派遣された海自隊員に、現地の様子や生活などについて聞きました。

「一番きれいなのは海自機、そこはもう明らか(笑)」

 前述のように、「第151連合任務部隊」は多国籍部隊です。海賊対処という同じ目的をもって集結した、様々な国の哨戒機やその搭乗員について、小笠原1尉は「10か国以上、様々な国の部隊が集まったということで、一緒に飛ぶことは無かったものの、多くの国の人と交流を持つことができました」と話します。

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アデン湾において共同訓練をする海上自衛隊とドイツ海軍のP-3C。通常の任務時はこうした編隊は組まない(画像:ソマリア派遣EU海軍)。

「どこの国の哨戒機も、担当区域は異なるものの同じような任務を行うということで、搭乗員の考え方については大きな差はないのかなと思います。ただやはり各国の文化、雰囲気が違うところは感じました。接していて楽しかったのはドイツ人ですね。とても深い交流を持つことができました」(小笠原1尉)

 また「日本の機体が一番きれいですね、きっちりとクリーニングされており、そこはもう明らかでした」と、海上自衛隊特有の「几帳面さ」を挙げて笑みをこぼしました。

 スエズ運河に通じ、多くの船舶が航海するソマリア沖・アデン湾の安全を守ることは、日本のみならず世界全体にとって重要です。それに従事する誇り高い職務に就くとはいえ、やはり一度の派遣で4か月も家を留守にし、異なる文化の地で生活しなくてはならない状況は、決して楽とは言えないであろうことは想像に難くありません。

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