東京~大阪のんびり9時間 まもなく廃止のJRバス「中央道昼特急」に乗車 車窓がイイ!

東京~大阪間を中央道経由で結ぶJRバス「中央道昼特急」がまもなく廃止。同じ「昼特急」シリーズでは、東名高速を経由する「東海道昼特急」が主流ですが、中央道経由も人気です。それが今回なぜ廃止されるのでしょうか。

乗り通せば所要9時間42分

 およそ500kmある東京~大阪間を結ぶ高速バスは、その多くが夜行ですが、昼間に走る昼行便も運行されています。ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスが共同運行する「昼特急」シリーズは、その代表的な存在といえるかもしれません。どの便も8時間以上かけて、東京駅と大阪駅(一部は新宿駅、湊町バスターミナルも停車)を結びます。

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「中央道昼特急」に使われるジェイアールバス関東の2階建て車両。三菱ふそう「エアロキング」(2019年4月、宮武和多哉撮影)。

「昼特急」は2019年4月現在で9往復あり、そのほとんどが東名高速を経由するものです。1往復のみ存在する中央道経由の「中央道昼特急」は、2019年5月17日(金)のダイヤ改正で廃止されます。この「中央道昼特急」に2019年4月10日(水)、東京駅から乗ってみました。

 今回乗車したのは、東京駅を12時10分に発車する「中央道昼特急13号」。車両はジェイアールバス関東所属の2階建てバス(三菱ふそう「エアロキング」)です。

 東京駅八重洲南口を出発したバスは、まず新宿駅(バスタ新宿)を経由したのち、首都高から中央道へと走っていきます。新宿駅~大阪駅間の所要時間は8時間39分、東京駅~湊町バスターミナル間を全て乗りとおした場合は9時間42分という長旅です。東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪の9都府県、15の停留所(起終点含む)を経由し、途中で3回の休憩を挟みます。

 東京都内では三鷹、深大寺、府中、日野、八王子と、中央道の本線上にあるバス停へこまめに停車し、乗客を拾っていきます。「中央道日野」バス停以外、いずれも鉄道の駅からは離れていますが、JR中央線や京王線沿いなどに住む人にとっては新宿まで出ずとも大阪行きのバスに乗れるとあって、一定の利用があるようです。

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コメント

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10件のコメント

  1. (間違い)重要をとりこむ
    (正解)需要をとりこむ

    • ご指摘ありがとうございます。
      訂正いたしました。

  2. 中央道経由やと三重は通らんやろ。

    • ご指摘ありがとうございます。
      訂正いたしました。

  3. なんだ、オチはそこかよ。
    そんなこと改めて言われるまでもなく、読み手でも何となく察している。

  4. 新名阪?
    新名神のことでしょうか…
    まさか東名阪…ではないですよね?

    • ご指摘ありがとうございます。
      訂正いたしました。

  5. niftyから飛んできました。修正済みとあるのに日付/曜日が変。
    2019年5月17日(水)は、17日(金)もしくは15日(水)、はたまた7月17日(水)の間違いだろうと察しますが。

  6. 推敲もせずに投稿するような輩がライターを名乗るなよ

    • 至らぬところは修正すればいいだけの話、それと投稿者に対して輩とは無礼の極みだろ