発見された旧軍の重巡「古鷹」 設計と建造で混乱、条約にも翻弄されたその紆余曲折

旧海軍の重巡洋艦「古鷹」は、その傾斜した船体に見られるように、設計からして特徴的な艦といえるでしょう。特徴的すぎたゆえ、建造の現場では混乱をきたしたほどといいます。軍縮条約にも翻弄された、その紆余曲折をたどります。

【画像】艦尾に向けてだいぶナナメ 米軍作成、古鷹型の2面図

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アメリカ海軍が作成した改修後の「古鷹」の2面図。艦首と艦尾の高さが違っており、舷側窓も艦尾にかけて下がっているのが分かる(画像:アメリカ海軍)。

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1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。

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