急行「九十九島」が限定復活! 国鉄急行色のJR九州キハ66・67形が松浦鉄道に乗り入れ

JR九州長崎支社が、キハ66・67形ディーゼルカーの国鉄急行色を使い、ツアー「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」を実施。かつての運行ルートを一部再現し、列車はJR線から松浦鉄道線に乗り入れます。

ツアー専用のリバイバル列車を運行

 JR九州長崎支社は2019年6月20日(木)、国鉄急行色のキハ66・67形ディーゼルカー(2両編成)を使ったツアー「リバイバルトレイン『急行九十九島号』の旅」を、8月24日(土)に実施すると発表しました。

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国鉄急行色のキハ66・67形ディーゼルカー(2019年2月、恵 知仁撮影)。

 急行「九十九島」(登場時は準急)は、1960年代、博多から筑肥線や松浦線(現・松浦鉄道西九州線)を経由し、佐世保や長崎までを結んだ列車です。

 今回のツアーでは、この運行ルートの一部を再現。列車は、9時ごろに長崎駅を出発し、千綿、佐世保と進み、松浦鉄道線に入り佐々、たびら平戸口、有田を経て、JR線に戻り終点の肥前山口駅(佐賀県江北町)に17時ごろに到着します。

 車両は急行「九十九島」運行当時のヘッドマークのデザインを再現して掲出。ツアーでは、硬い厚紙でできた硬券タイプのツアー参加記念乗車証や、特製弁当が配られます。大村湾に面する千綿駅(長崎県東彼杵町)では地域の人々によるおもてなしが、佐々駅(同・佐々町)では車両基地見学が予定されています。

 募集人数は84人。旅行代金は、長崎駅発着と長崎駅発博多駅着が各1万7000円(子ども各1万3000円)、博多駅発着が1万9000円(子ども1万4000円)です。

 申し込み受付は、6月24日(月)からJR長崎駅(旅行の窓口)の店頭か電話で。平日は10時半から19時まで、土休日は10時半から18時までです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. DMFに機関を換えた年代だろうね
    しかしキハ40に似てますな。
    ラジエターを屋根に装備したキハ90や181に一機500馬力だからね
    自分、このDML30のエンジン音がダイレクトに伝わるキハ65が好きでしてキハ58の夫婦編成でも65に好んで乗っておりました。