引退した千代田線6000系も登場! 東京メトロが新木場車両基地イベント開催
東京メトロが親子向け車両基地イベント「Family Train Festival! in 新木場」を開催。車両撮影や運転シミュレーター体験などを行いました。雨のなか、多くの親子連れなどでにぎわいました。
洗車機通過体験も
東京メトロが2019年7月7日(日)、親子向けの車両基地イベント「Family Train Festival! in 新木場」を新木場車両基地(東京都江東区)で開催しました。イベントは3000人限定の事前応募制で、倍率は11倍だったとのことです。
車両撮影会には、有楽町線と副都心線を走る7000系電車や10000系電車に加え、2018年に千代田線から引退した6000系電車が登場。先頭車両にはヘッドマークが掲出されたほか、6000系の6002号車の社章は、引退時に戻された営団(東京メトロの前身)の団章で展示されました。
車両洗浄乗車体験では、10000系電車に乗車したまま、車両基地内の44番線にある洗車機を通過。一瞬の出来事でしたが、普段はできない体験に、車内では歓声が上がりました。
そのほか開催されたおもなイベントは次の通り。
・本物の運転台を使ったシミュレーター体験。
・こども制服撮影会。
・平成に引退した車両のパネル展示。
・有楽町線の車両を使った車掌体験や運転台見学。
・保守用車の乗車体験や展示。
・線路内の落とし物を拾うときに用いるマジックハンドを使ったゲーム。
会場では、東京メトロのほか、警察や消防、地下鉄博物館、JRバス関東などがブースを出展しました。東京メトロは今回のイベントについて「新木場車両基地での開催は4年ぶり3回目です。七夕に開催することで、親子でより親睦を深めていただき、夏休みも一緒にお出掛けしていただければ」と話しています。
【了】
昨年11月に引退した千代田線6000系ですが、1次車両の6102Fが新木場車両基地に保管して有りました。同系で最後まで残ったのが、6102F・6130Fの2本で、30編成車だけがインドネシアへ譲渡しました。2編成車は今後も将来のファンフェスタで展示される事が予想されるため、営業には使わず新木場車両基地で保管されるでしょう。