回れ回れ、いすゞのF1エンジン! 実際にサーキットを走った幻の「ロータス102C」とは

トラックメーカーとして知られるいすゞ自動車ですが、かつてF1エンジンを作り上げ、しかもチーム・ロータスのマシンに載せてサーキットを走らせたことがあります。幻の「ロータス102C」は、いかにして実現に至ったのでしょうか。

いざシルバーストーン!

 こうして1991年8月6日と7日、いすゞの「P799WE 3.5リッターV型12気筒エンジン」を搭載したロータス102Cは、イギリスのシルバーストーンサーキットにて走行テストに臨むこととなりました。

 1日目はショートコース(南コース)にて、車両、エンジンの機能チェックを実施したそうです。周囲ではマクラーレンのベルガーやティレルの中嶋、レイトンハウスのグージェルミンなどが同じくテスト走行に臨んでいます。そうしたなか、ロータス102Cはジョニー・ハーバートがステアリングを握り、ウェットコンディションのなかテストプログラムを順調に消化、のべ51周を走行したそうです。

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ロータス102Bのノーズ。「11」はミカ・ハッキネンのカーナンバー(2019年5月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 2日目、グランプリコースにて引き続きジョニー・ハーバートのドライブにより、いよいよ本格走行テストに臨みます。マクラーレンのセナとベルガー、レイトンハウスのグージェルミンも同様のテストを実施していました。この日のロータス102Cも順調にプログラムを消化し、走行距離はのべ48周、距離にして251Kmにおよびます。ラップッタイムはマクラーレン・ホンダ(使用タイヤ、燃料などは不明)の5.3秒落ちでしたが、最高速は数km/h落ち程度で、つまり、その年のドライバーズ/コンストラクターズタイトル(年間個人/チーム優勝)を獲得したチームのマシンと、さほど遜色のない結果だったということになります。

【写真】ジョニーも乗ったル・マン優勝車「マツダ 787B」

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コメント

1件のコメント

  1. いすゞはディーゼルの真打ちだからね

    アスカ、正確にはフローリアン アスカ、これまた先祖のフローリアンを遡ればガソリンエンジンに妥協しないメーカーであることも分かるでしょ

    今のAMTの原型であるNAVI5や寒冷地におけるディーゼルの始動性向上の為に開発されたセラミックグロープラグ

    発送豊かな面では日本一のメーカーだと思いますよ。

    初代ピアッツァのJR型は今でも通用するデザインだしね。

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