JAL東京(羽田)~台北線が60周年! 海外修学旅行の2割が台北 渡航者さらに増加目指す

JALの東京(羽田)~台北線が開設60周年。羽田空港で開催されたセレモニーでは、JAL初の国際線フライト機で、当初の台北線でも使われた「ダグラスDC-6B型機」や、「クラシックジャンボ」といった歴代機種の模型展示も行われました。

海外修学旅行先の2割を占める台北

 セレモニーに出席したJALの藤田直志副社長は、「日本~台北間の渡航者数について、2020年には800万人を目指しています。旅は人を豊かにします。日本へ来る方には楽しい思い出を作っていただいて、台北へ向かう方には、有意義な思い出を作っていただきたいです」と話します。

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セレモニーが行われたJL97便の搭乗口(2019年7月30日、乗りものニュース編集部撮影)。

 また羽田空港の森本園子空港長によると、台北は中高生の海外修学旅行先の2割を占めているとのこと。

「若い世代が『修学旅行』というツールで交流の一端を担ってくれているのが嬉しいです。1800万人を超える利用者がいる羽田空港の国際線にとって、台北線は欠かすことのできない路線です」(森本園子空港長)

 セレモニーが行われたJL97便は、ボーイング777-200ER型機での運航で、幼児を含め230人が搭乗。ちなみに開設当初のDC-6B型機の席数は、36席から58席だったといいます。また搭乗者には、搭乗証明書やボックスメモ、ボールペンの記念品が配布されました。

【了】

【写真】東京~台北間を結んだダグラスDC-6B型機

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