JAL台北で「還暦祝い」 日本アジア航空時代のCA制服、30機以上の飛行機模型展示

パーティーでは歴代CA制服ショー JAA制服も

 このJAL東京(羽田)~台北線の就航60周年を祝して同日7月30日(火)、台北市内の國賓大飯店で記念パーティーが開催されました。

 会場にはJALやJAA、およそ30機の飛行機模型を展示。かつて台北線で就航していた「ジャンボ」の愛称で知られるボーイング747シリーズをはじめ、JAAの一番機として羽田~台北線に就航したダグラスDC-8型機など、新旧の旅客機が滑走路に見立てたテーブルに並んでいました。合わせて、過去の時刻表やグッズなども飾られています。

 パーティーでは、JALとJAAの制服をファッションショー形式で時系列順に紹介したほか、JALとJAAの歴代CMや、JALの台北線60年間の歴史をたどった動画も放映されました。

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JAL、JAAの飛行機模型が飾られたパーティー会場。

「60年は長い時間で、人間でいえば『還暦』を迎えたことになります。そして新たな60年を迎えます。また、赤ちゃんのように新たな時代を迎えなければいけません。私が外務省に入省したとき、日台間の航空路線は一時、途絶えました。その後も、政治問題で日本アジア航空という名で運航していました。2008年にJALの名が戻り、両国の間柄が密になればなるほど、もともとの姿に戻ったと思います」(日本台湾交流協会台北事務所 沼田幹雄代表)

 JAAで台湾線を飛ばしていたことが現地の支持を受け、いまでは大きな財産になっているというJALの大貫哲也常務執行役員は、「今後も日本と台湾の関係がより深まっていくと確信しています。アジア最大級の航空会社のひとつとして、両国の発展のために重要な役割を果たしたいと思います」と話しました。

【了】

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