関西の無料「ハイスペック一般道」5選 「緑標識なのに無料」な名阪の大動脈も

奈良~和歌山にも無料の大幹線

 建設が進む京奈和道のうち、奈良から和歌山にかけての開通済み区間は無料です。

京奈和道(国道24号) 奈良・和歌山区間

・区間:奈良県大和郡山市~和歌山市(75.5km。ただし奈良県橿原市内の4.4kmは未開通)
・最高速度:80km/h(一部区間)

 京奈和道は京都、奈良、和歌山を南北に結ぶ計画の高規格道路です。うち、西名阪道に接続する奈良県大和郡山市の郡山下ツ道JCTから、阪和道に接続する和歌山JCTまでの無料区間は、奈良県橿原市内の4.4km(橿原北IC~橿原高田IC)を残し開通済みで、名阪国道や西名阪道などとともに、名古屋~和歌山間を最短で結ぶルートの一部にもなっています。

 ただし、橿原市内の未開通区間は、ここだけ既存の国道を経由することからボトルネックとなっています。また、郡山下ツ道JCTから北、京都府内に位置する木津ICまでの建設も進んでいますが、こちらは京都府内の区間とともに有料となることが決まっています。

国道43号

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国道43号。左側の遮音壁や緑地帯のスペースも、かつては車道の一部だった(2018年5月、佐藤 勝撮影)。

・区間:大阪市西成区~神戸市東灘区(30km)
・最高速度:50km/h(一部区間)

 この国道43号は、道幅も広く高規格でありながら、ほとんどの区間で最高速度があえて40km/hに抑えられているという例です。大阪市西淀川区から神戸市内の終点まで、阪神高速3号神戸線の高架下を通る区間は、当初の構造から車線数も減らされています。これらは、排気ガスなどによる公害への対策です。

 1963(昭和38)年の開通当初は10車線(片側6車線)でしたが、阪神高速神戸線の開通にともない8車線に削減、さらに阪神高速5号湾岸線の開通にともなう交通量の減少により、1990年代には6車線になりました。削減された外側2車ぶんの空間には、緑地帯や遮音壁などが設置されているほか、環境改善のため、兵庫県内では「国道43号通行ルール」と称して、大型車に中央寄り車線の通行を促す運動が展開されています。

※ ※ ※

 これら一般道を使うことで、高速道路料金を節約しつつ、より効率的な移動ができるかもしれません。

【了】

【地図】記事中で紹介した高規格一般道のルート

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コメント

8件のコメント

  1. 名阪本当に有り難い!高速道路を使わずとも名阪国道のおかげで関東から大阪まで早くて八時間程度(夜中に 乗用車で休憩1回)で走れるし燃費も米原経由や甲南経由より延びるし自分のガス食いメルセデスでも岡山の倉敷までは無給油で行けるし、さすがに当然に物流トラックも多いけど不安なのは自分の車が伊賀の名阪でエンコしても付属サービスの無料レッカーが来るのか?手配のホテルもあるのか不安だけど本当に有り難い国道ですね。

    • 表定70km/h超…
      くれぐれも安全運転でお願いします。

    • あ~確かにね、天理で一度覆面にパクられましたよw、奈良に高い置き土産してきましたよ。
      しかしながら乗ってる車種で煽ってくるのが居ないのは楽しいですよ。
      まあーアタシも覆面の庶民ですがねw

  2. いや、ハイスペックなのに無料、じゃなくて無料が当たり前なのです。
    全ての道路は建築費用の償還が終わったら無料にするべき物なのだから。
    本来、高速道路も償還が終わっている路線は無料にしなくちゃいけないのに。

    • 御意!横浜新道や第三も何気に聞き流した今の料金も割引時限措置だとか?
      同じ1号で静岡バイパスは夜間割りを経て無料になりましたが新道はドル箱感覚なのでしょうかね?
      こーいう竜宮城気分の役所感覚の連中は早く玉手箱を開封して逝く一歩手前のジジィ~の現実に返り咲いてほしいですね

    • 当該道路のメンテナンスや改良のための受益者負担として料金収受続けるのならわかるんですが、いかんせん新規路線建設目当てですからね…?
      しまいには新直轄とかいって田舎の閑散高規格路線を通行料無料で造る始末ですし。

  3. 一般道?
    自動車専用道路ばっかじゃねーか

  4. >無料の一般道でも、有料道路のように緑の案内標識が使われ...

    この筆者は何か誤解してないだろうか?
    緑色の案内標識は道交法における高速道路(高速自動車国道・自動車専用道路)を表すものである。有料か無料かは関係がない。青色標識の有料道路(自転車などが通れる)もある。
    道路についての記事を書くなら、免許を取る際に覚える程度のことは把握してから書いてもらいたい。今なら、調べるのも容易なはずだ。