駅・バス停から近い「零戦」5選 なかには激レア機も 東日本&西日本、行き方は?
旧日本海軍の零式艦上戦闘機、いわゆる零戦は、国内にもそれなりの数が現存し、見学も比較的、容易にできます。そのなかでも常設展示され、公共交通機関で行きやすいものを集めてみました。
電車やバスで零戦を見に行こう
第2次世界大戦において日本で最も多く作られた航空機は、旧日本海軍の零戦こと零式艦上戦闘機でした。総生産数は1万430機で、2019年現在、日本国内にさまざまなかたちで10機以上が現存しています。今回はそのなかでも、常設展示され、かつ公共交通機関を使って行くことが容易な、見学しやすいものを5つ紹介します。
国立科学博物館の二一型と靖國神社の五二型
まずは都内、台東区上野の「国立科学博物館」と、千代田区九段北にある「靖國神社遊就館」の2か所で零戦を見ることができます。しかも前者は初期型の零戦二一型、後者は後期型の零戦五二型で、はしごして見比べる、などということも可能です。
国立科学博物館は、上野駅から約400m、徒歩5分ほど。靖國神社遊就館は、東京メトロ、都営地下鉄の九段下駅から約800m、徒歩10分弱です。
航空自衛隊浜松広報館エアーパークの五二型甲
静岡県浜松市にある「航空自衛隊浜松広報館エアーパーク」には、零戦五二型甲が展示されています。特徴は、天井からつり下げた飛行姿勢で展示されている点で、機体下部や格納時の主脚の状態を真下から眺めることが可能です。
航空自衛隊浜松広報館エアーパークへは、東海道新幹線も止まるJR浜松駅から同館行きの路線バス、遠鉄バス48系統が出ていますが、1日1往復しかありません。次点の最寄りバス停は、同じく浜松駅から出ている51系統泉高丘線の泉四丁目バス停で、同館まで約800m、徒歩にして10分程度です。
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