混雑する高速道路 どの車線を走るべき? 渋滞になりそうなときは「左車線」推奨のワケ

なぜ「左側車線の利用」うながすと渋滞対策になるのか?

 NEXCO東日本によると、渋滞は次のようなメカニズムで発生するといいます。

1:本線上が混雑すると、速く走りたい思いから多くのクルマが追越車線に移行。
2:結果的に追越車線で車列ができ、ブレーキが後続車へ伝播。
3:追越車線側から渋滞が始まり、走行車線にも車列ができて「渋滞」に至る。

 先述の東北道における実験は、混雑区間で追越車線に移るのを抑えてもらい、車線利用をなるべく均一化させることで渋滞の発生を遅らせ、影響を緩和させることが目的です。過去に東北道の片側3車線区間で実施した際には、非実験日と比べ追越車線の利用率は6%減、最大の渋滞長さは12kmも短くなったというデータもあります。

「車線を増やすなどの道路改良と比べてお金や時間があまりかからず、ドライバーの行動変化により渋滞を緩和できる取り組みです。渋滞だけでなく事故対策にもなり、ひいては『あおり運転』の防止にもつながります」(NEXCO東日本関東支社)

 なお、同様の実験は近年、区間を変えて随時行われており、今回は2018年度冬に続き、片側2車線区間での実施。前回の結果も含め、2車線区間における実験効果を現在検証しているそうです。

【了】

【図解】「追越車線から渋滞」なぜ、どのように始まるのか?

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