「機関銃の弾」は意外と大きい 自衛隊が使う3種 サイズや用途を比較してみた

機関銃も拳銃も使用するのは同じ「銃弾」ですが、そこにはいくつか種類があり、それぞれに用途があって、「大は小を兼ねる」とはいきません。自衛隊が使用している機関銃弾3種について、サイズや用途などを比較しました。

車載機関銃向けの7.62mm弾と軽機関銃向けの5.56mm弾

 7.62mm弾は、74式、90式、10式の各戦車や16式機動戦闘車の主砲脇、73式装甲車の車体前面などに装備されている各種7.62mm機関銃で用いる弾です。

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7.62mm弾は、陸上自衛隊の戦闘車両だけでなく、海上自衛隊のSH-60J/Kヘリコプターでも用いられている(画像:海上自衛隊)。

 NATO規格では7.62×51mm弾といい、弾の直径が7.62mm、薬莢長が約51mmで、実弾の全長が69.85mmです。前述の12.7mm弾と比べるとだいぶ小さいですが、それでも普通乗用車のドアなら貫くだけの威力があり、有効射程も800mから1000m程度です。

 国産の74式7.62mm機関銃は、海上自衛隊のSH-60J/K「シーホーク」哨戒ヘリコプターが、海賊や不審船対処用に搭載することもあります。また現在は、機関銃以外にも狙撃銃の弾としても用いられており、富士総合火力演習では800mの狙撃が披露されています。

 なお同じ大きさの弾ながら、薬莢内に充填される装薬の量が10%ほど少ない「7.62mm減装弾」というものがあります。これは射撃時の反動を減らすために装薬を少なくしたもので、64式小銃の弾薬として使われています。

 一方の5.56mm弾は、自衛隊では5.56mm機関銃MINIMIで使用する弾です。MINIMIは小型の軽装甲機動車に装着されることの多い機関銃で、各自の駐屯地や基地イベントで目にする頻度の高いものといえるでしょう。

 5.56mm弾は、自衛隊が装備する機関銃弾3種の中では最も小さく、威力もいちばん弱いもので、射程も400mから800m程度と7.62mm弾よりも短いのですが、携行できる弾数が多いというメリットもあります。

 また弾が小さいため射撃時の反動も少なく、反動が少ないということは機関銃本体も7.62mm弾ほど堅牢に作る必要がないため、軽量でコンパクトにすることが可能です。

 NATO規格では5.56×45mm弾といい、弾の直径が5.56mm、薬莢長が約45mmで、実弾の全長が57.4mmです。5.56mm機関銃MINIMI以外では、89式小銃の弾としても用いられています。

【写真】3種類の銃弾をペットボトルやスマホと比べてみた

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コメント

2件のコメント

  1. 12.7mm以上は砲弾?NATOは20mm以上が砲弾だが。13mmから砲弾なんは東側じゃなかったかな?

  2. 12.7mmの薬莢まで含めて私のチンホ○より若干短いぐらいですね。

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