毎年1月2日は「渋滞の特異日」なぜか? 上下線とも激しい混雑予想 回避する方法は
高速道路が混雑する年末年始期間中、特に1月2日は1年のうちでも「渋滞の特異日」といわれます。「人々が動き出す」というこの日、上下線で激しい渋滞が予想されています。
上下線の混雑ピークが重なることも
年末年始は高速道路が混雑しますが、なかでも1月2日は特に注意が必要かもしれません。NEXCO東日本関東支社の渋滞予報士 小宮奈保子さんによると、この日は1年のうちでも「渋滞の特異日」と呼ばれているそうです。
「例年1月2日は、上下線で渋滞が多く発生します。初詣や初売りなどで人々の移動が活発になる日であり、またUターンラッシュが始まる日でもあるからです」(NEXCO東日本関東支社 小宮さん)
2020年1月2日(木)はどうでしょうか。全国の高速道路において10km以上の渋滞が発生する回数は、下り線で21回、上り線で33回と予想されており、下り線は年末年始期間中で最多、上り線は2番目に多い日となっています。
ゴールデンウィークやお盆などの大型連休では一般的に、帰省ラッシュによる下り線の混雑ピークのあと、Uターンラッシュによる上り線の混雑ピークが訪れますが、年末年始の場合、1月2日に上下線のピークが重なることもあるのです。
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